公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

四季の森公園「イノコズチ、ミズヒキ、ジュウモンジシダ、ミドリヒメワラビ、オオバイノモトソウ、ゲジゲジシダ」

7月31日(火) 花の樹園の奥へ進み始めると、イノコズチが見えてきた。上の方には花序が出始めている。イノコズチにはヒカゲイノコズチ、ヒナタイノコズチがあり、この区別が難しい。ここは環境から考えると、日陰になるのでヒカゲイノコズチになると考えら…

四季の森公園「アキノタムラソウ、セリ、シシウド、ミドリヒメワラビ、キツリフネソウ、ツリバナ、ガマズミ」

7月30日(月) 芦原湿原の突端へやってきた。ここにはミツバウツギやコバノカモメヅルがあるが、既に花を終えている。畦道を挟んで、反対側に紫色の花がちらっと見えた。アキノタムラソウではないかと近づいてみた。やはり、その通りであった。つい先日まで…

四季の森公園「ヨシ「(アシ)、イヌワラビ、シシウド、ヌルデ、ハエドクソウ」

7月29日(日) シダを見た後、芦原湿原の畦道へ戻ってきた。暗かったところから明るい所へ出ると、眩しい。しばらく目の働きが適応しなかった。湿原を見ると、ヨシ(アシ)が背高く伸びている。3mを越していると思える。ぎっしりと埋め尽くしたヨシ(アシ)…

四季の森公園「ヤブソテツ、ヤブミョウガ、ミゾシダ、ケブカフモトシダ」

7月28日(土) リョウメンシダの周りを見ると、ヤブソテツの仲間が見えた。ヤブソテツの仲間については、下記の資料が分かり易いので、試料を見ながら比べてみた。試料の側羽片は18対あるので、6種類あるものから、ヤブソテツとミヤコヤブソテツの2種類に絞…

四季の森公園「オニドコロ、ベニシダ、イノデ、リョウメンシダ」

7月27日(金) 先日シダの観察会が行われた林の中へ入り、復習を始めた。一ヶ月も経つと、大分様子が変わってきているので、どこに何のシダがあったか、うろ覚えになってしまっている。 林へ入ったところで、垣根に巻き付いたオニドコロの花が見えた。彼方此…

四季の森公園「イノデ、ダイコンソウ、八重のヤマブキ、ユウガギク、ミドリヒメワラビ」

7月26日(金) 藪の奥にイノデと思われるシダがある。ここからは葉の表面しか見ることが出来ない。それでも望遠写真を撮ってみた。2回羽状複葉で、中軸は濃茶褐色で、鱗片がありそうに見えるが、明確ではない。 イノデ? イノデの中軸 路傍にダイコンソウの…

四季の森公園「ジュズダマ、ガマ、ヤブラン、ミソハギ、ヤブソテツ、カラスウリ」

7月25日(水) 驚異的な暑さが続くが、「何とかする手立てはないものだろうか」と考えながら、久しぶりに四季の森公園へ出かけた。外は暑いが、冷房が効いているバスの中は、暑さを感じさせない快適な居心地であった。バスを降り、ここからは徒歩になる。信…

舞岡公園「ネムノキ、コヌカグサ、ヤブマオ、アカシデ」

7月24日(火) 以前、ネムノキの小花を調べたことがある。下記の資料1によると、「1個の小花を採ってみると、雄しべの根元は透き通るような淡黄色の苞に包まれ、そこから8本の雄しべが長く突き出ていた。雄しべの先はピンク色に染まっていて、これがネムノキ…

自治会町内会長研修会

7月23日(月) 7月21日(土)、午後4時30分より、新横浜にあるグレイスホテルに於いて、合同会社フォーティR&Cの水津陽子さんを講師に迎えて「これからの自治会町内会運営」と題し、神奈川区自治会町内会長の研修会が行われた。 資料 講師 開会を待つ人 研…

舞岡公園「ハナイカダ、ミツバ、オカトラノオ、クマノミズキ、ネムノキ、チダケサシ」

7月23日(月) 古民家を出たところの植え込みにハナイカダがある。ハナイカダは葉の中央にある黒色の果実が目印になる。もし、この果実がなかったら、恐らくハナイカダとは分からなくなってしまうだろう。今日はまだ幾らかこの果実が残っていた。ハナイカダ…

舞岡公園「ツリフネソウ、ヤブラン、クサギ、リョウブ、ヤマハギ、アキノタムラソウ、イノデ」

7月22日(日) 小沼の出口のところにツリフネソウがある。何か気配があるかと、来る度に見ているが、今日も何の変化もなかった。開花が9月下旬なので、期待過ぎているのかも知れない。 ツリフネソウ ヤブランが咲いていた。昨年の7月10日は、未だ蕾だったこ…

舞岡公園[ヤブマオ、キンシバイ、ハンゲショウ、ヤマハッカ、ニガクサ]

7月21日(土) ヤブマオと思われるものが現れた。これは、先端の中央の鋸歯が極端に長く伸びていないので、ヤブマオと思う。先ほど、ヤブマオの雄花を探したが見当たらなかったので、再度このヤブマオで雄花を探した。しかし、見えるのは雌花ばかりで、雄花…

舞岡公園「ネムノキ、イボタノキ、ヒメガマ、コムラサキ、ハンノキ、タカトウダイ、ミヤギノハギ、ホタルブクロ」

7月20日(金) ネムノキのピンクの花が見えてきた。近づけば近づくほど、花の美しさが迫ってきた。今が最盛期のようで、見事な光景をつくっている。舞岡公園には何本ものネムノキがあり、どれもが満開を迎えている。それだけに他の場所ではこのような豪華な…

舞岡公園[イヌゴマ、オカトラノオ、ミソハギ、キキョウ、アキノタムラソウ]

7月19日(木) 花薗のような一角を見ていると、イヌゴマが見えた。この花を見た時、つい最近見たような気がしたので、過去の資料を振り返ってみた。すると、記憶違いで、昨年の9月14日のことだった。花は唇形で、上唇は1枚、下唇は3つに割れているところを確…

舞岡公園[スベリヒユ、メヒシバ、ホタルブクロ、オトギリソウ?、ビヨウヤナギ?、キンシバイ?]

7月18日(水) 今、左側に広がる水田を見ながら長閑な園道を歩いている。このような田園風景は貴重な存在になってきた。環境は人の気持ちを制御するのだろうか、この光景を見ていると、気持ちが落ち着き、物事が冷静に判断出来るように感じる。 左の斜面にス…

舞岡公園[キツネガヤ、エビズル、ヤマハギ、クズ、ヒメアカタテハ]

7月17日(火) これは何だろうか、花序が垂れているところを見ると、スズメノチャヒキに似ていると思い、取り敢えず、「スズメノチャヒキ」で検索した。そこで出え来た下記の資料1、2で確認すると、試料は小穂の中に入っている小花の数が少なく、どことなく…

舞岡公園「アカメガシワ、ミドリヒメワラビ、ヤマユリ、ヤブマオ、ミゾソバ、ダイコンソウ、ニシキギ」

7月16日(月) クヌギ休憩所から前田の丘へ降りて行く途中に、アカメガシワの大きな雌株がある。前田の丘のアカメガシワが見難いときはここの樹を見て、アカメガシワの様子を把握している。こちらは樹が大きいだけに雌花も沢山あり、分かり易い。見ると、先…

舞岡公園「エゴノキ、アワブキ、 イヌトウバナ?、コブシ、イノデ」

7月15日(日) エゴノキの果実がだいぶ大きくなってきたので、計測してみようとすると、奥の方に花が見えた。もうとっくにエゴノキの花期は過ぎているので、吃驚した。この花の光景を見ると、時間が戻ったような錯覚を感じた。果実は長さ1.5cm、幅1.3cmであ…

舞岡公園「コナラ、アカメガシワ、クリ、ススキと、クズ、セイタカアワダチソウ、ヤマボウシ」

7月14日(土) ハゼノキの隣に、先日気が付いたコナラの樹がある。見ると、小さな果実が出来ていた。コナラの果実はその年の秋に熟すという。同じどんぐりの仲間のマテバシイは翌年に熟す。花の開花を見ると、コナラについてはあまり記録に残していなかった…

神奈川公園「モントブレチア、エノコログサ、イヌビエ、サンゴジュ、カゼクサ、アガパンサス」

7月14日(土) 花壇にオレンジ色をしたモントブレチア(姫檜扇水仙)が咲いていた。この花の芽生えが雑草のように見えたため、わが公園では刈られてしまい、それ以後、姿が見えなくなってしまった。ここでは毎年きれいに咲くので、懐かしい思いをして見た。モ…

舞岡公園「イヌワラビ、ホシダ、ミドリヒメワラビ、クズと、ススキ、ハゼノキ」

7月13日(金) 梅雨の開けるのを待ち、舞岡公園へ出かけた。約1か月ぶりである。今日は坂下口から入った。右側の土手を見ながら進むと、シダが一面に茂っていた。このところシダを見るようになったので、ここへも目が行くようになった。ところが、見えるシダ…

神奈川公園「アオギリ、ヒジョオン、イノコズチ、ナンキンハゼ」

7月13日(金) 久しぶりに神奈川公園へやってきた。すぐ目に入ってきたのはアオギリである。地面に花がたくさん落ちていた。以前にもこのような光景に出会ったことがあった。樹に花がついていないだろうかと探すと、ポツリポツリと見つかった。しかし、詳細…

JR沿線の草木「ナンキンハゼ、ヘクソカズラ、セイヨウヒルガオ、イヌホウズキ、ヤブソテツ」

7月12日(木) JR沿いの草木を見てきたが、意外といろいろなものが見られる。少しでも土があると、そこへは何かが進出してくる。草木は土をして休ませないようだ。前方の石垣の上に樹木が見えてきた。葉を見ると、長い柄があり、その先にハート形をした葉が…

JR沿線の草木「マテバシイ、キョウチクトウ、クヌギ、ハゼノキ、オオマツイグサ、イタドリ、コセンダングサ、ナワシロイチゴ、アケビ」

7月11日(水) 切株があり、その脇から新しい枝が出ていた。この新葉からこの樹の名前が分かるだろうか。この国道沿いにはマテバシイが並木として植えられている。以前この辺にもマテバシイがあったような記憶がある。恐らくマテバシイと思うが、今の葉から…

JR沿線の草木「ヤブガラシ、オオイマツヨイグサ、ハゼノキ、ヤブマメ、センダン」

7月10日(火) ヤブガラシが咲いていた。ヤブガラシについて、一昨年細かな記録をしていた(資料)。それによると、「初期状態は雄性期で、雄しべが発達している。次に雌性期へ移行し始めると、花弁、雄しべが脱落し、雌しべが長くなる」という。花弁につい…

JR沿線の草木[クスノキ、トウネズミモチ、エノキ、ヘクソカズラ、シュロ、ススキ]

7月9日(月) フェンスの内側には大きな樹木が見える。この樹木は人が植えたものではないので、自然に出現してきたものと考えられる。どんな樹木か見ると、中央に3本見えるうちの一番左の細い1本の樹がクスノキで、残りはトウネズミモチのようだ。クスノキは…

JR沿線の草木「アイノコヒルガオ、セイバンモロコシ、ヤマグワ、ナガイモ」

7月8日(日) 「梅雨が明けた」と報道があった直後、台風が近づき各地で豪雨があり、甚大な被害が続いている。横浜でも強風が吹き、小雨がぱらついたりして天気が不安定になっている。こんな天気だと、どこへも出かけることができない。そこで、雨の降らない…

三ツ池公園「コマツナギ、ナワシロイチゴ、ノブドウ、ノカンゾウ、アジサイ」

7月7日(土) 三ツ池公園ホームページへ 上の池沿いに進むと、ピンク色をしたコマツナギが現れた。この花の付きも早いと思ったが、調べて見ると、昨年は6月23日に花を見ているので、今年よりも早かった。昨年、この花を見ていて、蝶形花であるのに、旗弁は見…

三ツ池公園「メドハギ、リョウブ、ハシゴシダ、ヤマユリ、ヤブソテツ、ヒロハヤブソテツ」

7月6日(金) 三ツ池公園ホームページへ カニクサのすぐ傍にメドハギがあり、花をつけていた。丘の上広場にはたくさんメドハギがあり、大きくなっていたが花をつけていなかった。ここのメドハギはそんなに多くはない。メドハギは何時頃花をつけるのだあろう…

三ツ池公園「カシワバアジサイ、イヌワラビ?、アカメガシワの雌花、アイノコセンダングサ、カニクサ」

7月5日(木) 三ツ池公園ホームページへ カシワバアジサイの花数が増えている。前回来た6月7日には満開になったと思ったが、更に、花数が増えてきたようだ。どこに蕾が隠れていたのか、見当がつかない。近くの公園では、既に、アジサイの花の色が褪せてきて…