公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

伐採されたスダジイ

10月31日(水) 曇り空の下でも小さな園児たちは元気に遊んでいる。仲間をはずれ一人で自分の思いのまま遊んでいる子もいる。子供の世界は大人には分からないが、自由で生き生きしている。 タンポポが黄色い顔を見せ、シャリンバイが白い花をつけ出している…

オオマツヨイグサの検索

10月30日(火) やや曇り空であまり天気は芳しくない。カメラを持ち散歩がてら公園へ出かけた。タンポポ、ノゲシの黄色い花が鮮やかに見える。シャリンバイやシモツケも復活して咲いている。特に、シモツケは花が多くなり、淡いピンクが可愛らしさを増している…

アメリカセンダングサと考えていたものはシロノセンダングサであった

10月29日(月) 昨夜から今朝にかけ激しい雨が降った。おかげで今日の朝は空気が澄み切っていてさわやかである。太陽の日差しも幾分のろくなってきた気もする。 夏頃からアメリカセンダングサの独特な葉に目が行くようになった。複葉で鋸歯を帯びた2対の…

クコが咲いていた

10月28日(日) 残されていた藪 ヨメナを求めて浦島丘の藪やがけを見に行った。こちらのほうはもう何年も来ていない。中学校の裏は藪が広がっており、季節の草花を見るのはいいところだった。ここでウラシマソウ、アマチャヅルを見つけたことがあった。「浦…

ヨメナと思った花がノコンキグだった

10月27日(土) 先日ヨメナを求めてさまよい、夕方近くになって何とかそれらしいものを見つけることが出来た。しかし、これがヨメナという自信は全くなかった。ヨメナ似ているものに、ノコンギク、ユウガギク、シラヤマギク、…等いろいろありその分別をしたい…

ヨメナを求めて

10月26日(金) 朝起きると非常に寒かった。いままでが暖かだったので、からだが直ぐに対応出来なかった。椅子に座っていると、足の方からじわじわと寒さが広がってきた。時間が経っても一向に気温は回復する気配を見せなかった。この陽気が平年の陽気なのかも…

小春日和の錯覚

10月25日(木) 雨後晴れ、晴れると小春日和な陽気になる。暖かくなった午後公園へ行ってみた。落ちている銀杏の数はめっきり減ったが、依然として刺激的なにおいは漂っていた。 臭い匂いの中、草が枯れたり、抜きとられた後の様子を見て回った。自然の営み…

ススキの検索

10月24日(水) ススキ 秋が深まり、色々なところでススキが醸し出す銀の世界を見ることが出来る。日に照らされてきらっと光る穂の姿は秋の景色を代表しているかのようだ。このススキについて調べてみようと思いついた。 保育社の原色植物図鑑のイネ科の検索…

セイタカアワダチソウを調べる

10月23日(火) このごろ秋晴れの日が続き清々しく、気持ちがいい。今日は、いま金の世界を見せているセイタカアワダチソウについて調べてみることにした。 セイタカアワダチソウは前年から開花の準備を始めている。芽生えてくる個体数が多く、「これがすべ…

金・銀の世界が広がる

10月22日(月) 10月も後半に入り、公園の草木も冬支度に入り始めようとしている。秋空の中、公園へ出かけるとイチョウはほぼ銀杏を落とし終え、葉が色づき始めた。 花壇の周りを紫色で彩ったヤブランの色があせてきた。細長い葉から突き出た長い穂にぎっ…

イチョウの雄株・雌株について

10月21日(日) 風があったが、秋晴れに日になった。前日の雨でだいぶ落ち葉、銀杏が落ち、公園は汚れていた。道路側は銀杏がつぶされ悪臭を放っていた。 今日は、イチョウの雄株と雌株の違いについて調べてみようと思った。銀杏が出来れば雌株できなければ…

イヌタデの考察

10月20日(土) 試料 全体 花序 観察点 背丈約」40cm 穂の長さ約3cm 葉 互生 葉の長さ約6.5cm 幅約2cm 薄黒い1対の斑点があることがある。 柄約3mm 托葉鞘 0.7cm 長毛約0.7cm 托葉は筒のようになっていて、上の縁に長い毛がある。托葉が筒のよ…

アメジストセージを見る

10月19日(金) 公園に紫色のヤブランが咲き始めたころ、別の公園では一見これに似た大柄な花が咲いていた。注意して見ていると。家庭のプランターの中にもこの花が見られた。何という花かなあ…と名前を探し始めた。 よく見ると、遠目には似ていると思えたも…

ネズミノオを調べる

10月18日(木) 神奈川公園で、穂が細い棒状をしたあまり見かけないものを見つけた。なぜかここの1箇所にのみに見られた。棒状になっているが、よく見ると小穂がびっしりと花茎に寄り添っている。スズメノテッポウを細く、長くした感じになっている。検…

枯れていくタチスズメノヒエ・エノコログサ・メヒシバ

10月17日(水) つい先日まで半袖で生活出来たのだが、長袖生活が定着してしまった。急激に気候が変わってきている。日中はいいが、朝夕は冷たさも感じるようになった。公園の風景も変わろうとしている。 キンモクセイ タチスズメノヒエ、エノコログサ、メヒ…

穏やかな秋晴れの公園

10月16日(火) 穏やかな秋晴れの気持ちのいい日である。公園へ出かけると、すずめが木の枝から地面へ、地面から小枝へと集団で飛び回っている。鳩は何かを探しながらヨチヨチ歩いている。暖かく穏やかな日は、鳥たちにとっても公園は楽園である。 小枝に…

校長杯争奪ソフト・バレーボール大会

10月15日(日) ソフト・バレーボール大会 観戦・応援ありがとうございました。 選手の皆さん熱戦ありがとうございました。 曇り空で、やや寒さを感じる陽気の中、校長杯争奪ソフト・バレーボール大会が行われた。例年この時期に行われている行事で、各町会…

こんなところに1株のヒヨドリジョウゴがあった

10月14日(日) プーンと匂う。なんとなく誘われる匂いである。「キンモクセイ」とピーンときた。どこにキンモクセイがあるかは分かっていた。早速近づくと匂いが強くなり、花が咲いていた。そろそろこういう時期を迎えるとは思っていたが。神奈川公園でその…

編み笠をかぶったキンミズヒキの果実

神奈川公園では、秋が深まりそれぞれの樹木が実りの時期を迎えている。サンゴジュの鮮紅色、ムラサキシキブの紫色は目を引くばかりに輝いて見える。草本類では、メヒシバが依然として残り、広い範囲を占めている。そのメイシバの中にカゼクサの大きな株がポ…

藪の樹木

10月12日(金) ここの丘から東側を望むと中学校や新子安の高層マンションなどが見える。ここにはわずかだが崖があり、昔の藪の片鱗が残されている。ここの樹木はいずれも年数が経っていそうに見える。観察の甲斐がありそうだったので、何度か訪れて調べてみ…

このススキはイトススキ?

10月11日(木) 港の見える丘へ続く坂を上り始めた。つい先日見たコマツナギの様子を見ると、花は残っていなかった。どの代わり果実がたくさんついていた。たくさんの房が釣り下がっている姿は、マメ科の植物であることを表している。 コマツナギの果実 細め…

ヤブマメ、ヒヨドリジョウゴを見る

10月10日(水) 藪をじっと見ると、アイノコセンダングサ?が目に付く。複葉をしている葉に特徴がある。この仲間にもいくつかあるらしい。白色の舌状花があるのは、アイノコセンダングサ、コシロノセンダングサがあり、 アメリカセンダングサには舌状花がな…

浦島小学校斜面の樹木について

10月9日(火) 3時過ぎ、ちょっと遅いかもしれないが、浦島丘のほうへ行ってみようと思いつき出かけた。昔はこの辺でも結構いろいろな草花が見つかったものだが、最近はそのような世界から遠く離れてしまった。 ここへ来ると、気になるのが小学校の斜面にあ…

神奈川区民まつり

10月7日(日) 朝起きると小雨がぱらついていた。今日は区民祭りの日になっている。雨天なのに出来るか、心配になり確認した。書類によると、雨天決行となっている。 不安を抱きながら会場へ向かった。会場はいくつもテントが張られ、自分の所属のテントを探し…

キツネノマゴを見る

10月7日(日) 昨年と同じところに咲いたアレチヌスビトハギを見つけた。花の峠は過ぎたようで、下の方には果実が見える。今までよく調べていなかったが、ハギの仲間はヌスビトハギ、ミヤギノハギ…といろいろあるらしい。写真はアレチヌスビトハギらしい。 ア…

ハクチョウゲ、シャリンバイが復活する

10月6日(土) 他の地域の観察をしていたので、気がついたら浦島公園は一月以上留守にしていたことになる。草刈が行われ、目新しものがなかったのも確かだが、それにしてもおろそかにしていた。自然の営みは人の観察に関係なく着実に時間を進めている。傷めら…

石見銀山で見た野草-3

10月4日(木) 石見銀山からの帰り道、小道を歩いていると紫色をした珍しそうな花に出会った。比較的大きな葉を対生につけており、つる性のように見える。青紫色の筒状の唇形花をつけ、上唇は3裂に分かれているように見える。花の開花口の広さに比べると筒の…

実りの秋、キンモクセイが咲く

10月3日(水) 9月29日、秋晴れの日、久しぶりに岸根公園に出かけた。秋も中ごろになってきたので、いろいろな果実も大きくなり熟していることを予想していた。 坂を上りきったところにあるシラカシを見た。果実の4分ぐらいが殻斗に覆われていた。殻斗には円…

シラカシ・ウラジロガシ・アラカシの違い

10月2日(火) 先日シラカシとウラジロガシの違いを考えた。そのとき、アラカシということが頭にあったが、アラカシについてまだよく整理がされていなかったので触れなかった。それでも何度かアラカシについて調べることはしていたのだが、確信が持てなかっ…

シラカシとウラシロガシの再考

10月1日(日) 広島の大通公園でシラカシとウラジロガシの違いを偶然見ることができた。しかし、そのとき、ウラジロガシの裏面の色がしっかり確認できず、納得がいかなかった。写真を撮ったのが朝方だったので、茶褐色に写ったのかもしれない。このことを確…