公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

冬芽とフキノトウ

2月28日(金) 期待したアンズの開花を確認した後、何時もの藪へ行き、それぞれの樹木の変わりようを調べた。藪の入り口付近まで枝を伸ばしていた樹木の枝は全てが刈り取られ、観察できるものは藪の奥の方へ行ってしまった。近づいては見られないが、それぞれ…

アンズが開花する

2月27日(水) 昨日に続き暖かい日になった。「今日こそはアンズの開花を確認に行かなければ」と出かけてみた。 第1の観察場所へ行くと、花はまだ咲いていなかった。「もしかしたら咲いているのでは」という思いがそがれたが、蕾を見ると、蕾の頭に切れ目が入…

春めいてボケが咲き出した

2月26日(水) ぽかぽかした暖かい陽気になった。外に出ると風がなく、上着が1枚脱げるほどであった。「浦島丘の方の「アンズが咲き出したのでは」との思いで家を出たが、公園まで行くと方針は変わってしまった。 ハナカイドウの蕾に赤い色が突き出していた。未…

ボタンの蕾が赤く色づく

2月25日(火) ボタンの樹を見たとき、急に蕾が赤く色づいているのに気づいた。ボタンの花は大きいので、これからは1日1日急激に大きくなっていく気がする。昨年は4月14日に咲き出したが、今年はどうなるだろうか。少し早まる気がする。 色づいたボタンの…

チューリップが顔を出した

2月24日(月) 中々日が出てこない天気であったが、お昼ごろ少し明るくなったので、雪のあとの公園を見に出かけた。 雪に埋もれて、心配したスイセンが花を咲かせていた。その姿を見てほっとした。いままでは白色だけであったが、今日は黄色いキズイセンもきれ…

寄り添うサクラとエノキ

2月23日(日) 公園のフィールド内を見ると、2本の大きな木が寄り添うっている光景が見える。背丈の低い方は横へ枝を長く伸ばし、高い方は斜め上へ枝を伸ばしている。低い方の幹のもとは黒っぽくごつごつしている。上方の若い枝を見ると、輪状の縞模様がある…

梅林とミツマタ

2月22日(土) 根岸の森林公園で、ヒメシャラやメタセコイア、ヌマスギなどの冬芽を調べていたら、梅園が目に入った。遠くから見ると、花が少ない。自宅近くのウメは花がほとんど終わりに来ているので、花期は過ぎ去ってしまったと思った。 梅園風景 近づいて…

カツラの樹

2月21日(金) カツラの林 カツラの樹を見ると、枝に何かが引っかかっているように見える。先日は気がつかなく、この樹をカツラと判断していた。正しかったのだろうか。樹に引っかかっているものの望遠写真を撮り、見直した。 拡大してみると、それは果実の鞘…

ヌマスギを求めて

2月20日(木) ヌマスギの林 「根岸森林公園にヌマスギの樹木がある」ということを知り、出かけてみた。「ヌマスギ」の名前から考えて、池の近くにあることが分かる。池の周りの丘にはタブノキとスギの林があり、畔には「モミジバフウ」と思える樹があった。こ…

メタセコイアの確認

2月19日(水) 雪の天気予報が外れ、穏やかな天気になり安心した。未だ残雪があり、新しい観察は控え、現在ある資料の整理をした。先日、メタセコイアとヌマズギの違いを知ったので、近くで見てメタセコイアとしていた樹木について確認した。 小葉が対生してい…

オウバイが咲き始める

2月18日(火) オウバイの蕾が色づき始めていたので、気になり雪の残る公園へ出かけた。1輪が7分ほど咲き始めおり、あと2輪が黄色く色づいていた。期待通りいよいよ咲き始めたことが確認できた。2度にわたる大雪に見舞われ一時は心配したが、どうやら咲い…

一変した風景

2月17日(月) 何時もの藪へ行くと、ケヤキなどの大木が大きく剪定され、光景が一変していた。剪定された樹木は、夏になると葉を沢山茂らせ、付近を薄暗くさせていたケヤキ、コナラ、クヌギである。特にケヤキは斜め上に伸びていた小枝が1本も残されていない…

アンズの蕾 ―開花が迫る―

2月16日(日) 週末再び大雪になった。ざっと見て30cm近くは積もったようだ。長靴を履いて道を歩くと、ずぶっと深く入り込み長靴の中へ雪が入り込みそうになった。先週も深かったが、今回はほぼ同じか、やや上回るほど積もった。こんな陽気がしばらく続いた…

ハナモモの冬芽・ハンノキの冬芽

1月15日(土) 先日(1月7日)にグヌギの冬芽と見たものに疑問があったので、ハンノキを見ながら確認した。あの時は薄暗く、寒かったが、今日も寒い。しかし、今日は明るいので確認はできそうだ。公園には何本かのハナモモの樹がある。通路側にあるのはハハナ…

ハンノキの雌花

2月14日(金) ハンノキの雌花 薄日が出てきたので、昨日に続き同じところへ出かけてみると、日か陰ってしまった。昨日撮影した雌花の写真が不鮮明だったので撮り直した。ハンノキの雌花は、雄花の花序の基の方にあり、小さな花序になっている。昨日の写真で見…

ハンノキの雄花

2月13日(木) ハンノキがそろそろ咲くのではないかと思い、白幡の森へ出かけた。残雪がまだ残っており、道は少しぬかっていたが、観察には特に支障はなかった。夏にカナムウラやチジミザサが繁茂するがけの縁から斜面を上って行った。公園は斜面になっていて…

ヒメシャラを求めて 3

2月12日(水) 梅林を見て進んできたが、目指すヒメシャラはまだ現れない。右を見、左を見と歩いて来たが、「ひょっとしたら通り過ごしたかもしれない」そんな思いがしてきた。大きなタブノキの下に入り、暗さと寒さで焦りが出てきた。「きっとあるはずであ…

ヒメシャラを求めて 2

2月11日(火) 3時を過ぎると、寒くなってきた。日が出てくることを期待していたが、その望みは絶望的になったようだ。目指すヒメシャラはまだ見つからない。 池の上のタブノキ林の隣にはスギ林が続いている。そして堺にはメタセコイアがある。このメタセコ…

公園の雪景色

2月10日(月) 公園の雪景色 よく降り積もったものだ。8日に枯れ草を刈り、大きな山が3つあったが、全てが雪で埋め尽くされている。山は50cmぐらいの高さがあったが、周りの雪はその高さに達している。 雪に埋もれた枯れ草の山 今朝つくられたものと思…

雪の公園

2月9日(日) 朝起きると天気予報通り雪が降っていた。積雪が5cmぐらい。細かい雪が舞う程度で、これ以上積もると思われなかったが、次第に降る雪の量が増してきた。お昼頃になると、雪国の景色に変わってきた。積雪も15cmは超え、歩くと長靴が深く雪…

ヒメシャラを求めて 1

2月8日(土) ヒメシャラの樹について調べていたら、根岸森林公園にこの樹があると知ったので、実物を見ようと出かけた。家を出るときは、日も出ていて、何とか写真が撮れそうだと思っていたが、着くと雲が立ち込めてきて、日は陰ってしまった。バスを降りる…

木肌が剥げた樹木 ナツツバキ・ヒメシャラを追って

2月7日(金) 樹木を見ていると、木肌がはがれて斑点模様になっている樹を見かける。身近なものではサルスベリがある。さらに調べていくと、カリンがあった。この2つを比べると、幹の色が多少違っている。カリンは緑がかっているので区別にはそれほど苦労は…

アカメガシワの冬芽

2月6日(木) アカメガシワ 里の広場に入ると、上の方が欠けたヒマラヤスギの姿が目に映る。この奥まったところは山へ続く崖になっている。そこの崖を見ると、大きなサクラが何本もあるので、いままでそれに目が囚われていた。 冬芽を追いかけて近くの樹木を…

マユミの考察

2月5日(水) 試料1 果実 葉 幹 「この樹はマユミかツリバナか」と長いこと考えてきた。この樹を見たとき、最初「ツリバナ」の名前が浮かんだ。花が吊り下がっているところから、直ぐに「ツリバナ」へ行ってしまった。しかし、その数分後、マユミと表示され…

節分追儺式 ―横浜市認定「無形民族文化財」―

2月4日(火) 外はからっと晴れ渡っている。暖かく、今頃の陽気とは思えない。絶好の節分日和となった。神社へ行くと、女性部の人たちは誰よりも早く来ていた。テーブルには大きな鍋が2つ並んでいる。この中にはおでんが入っている。毎年町会では、女性部の…

節分準備

2月3日(月) 朝起きると外は薄暗く、寒そうだ。しかし10時から3日に行われる節分の準備が待っている。 近くの神社には、寒いが、既に多くの人が集まっている。多くは神社の総代さんである。神社はわが町内にあるので、町会でもお手伝いをしないわけにはいか…

三ツ池公園の冬 10 ―(オトメツバキ)―

2月2日(日) 坂を上ると、右側にナツツバキがある。ナツツバキの木肌には斑点模様があり、これにそっくりなものとして、ヒメシャラなどがある。その違いを調べているが、中々回答へ到達できない。 坂を上ると、葉の落ちたトチノキが2本現れてきた。久しぶり…

三ツ池公園の冬 9 ―(ハゼノキ・タイサンボク・ムラサキシキブ)―

2月1日(土) 斜面の右側にハゼノキがある。この葉は秋に赤く色づく。昨年、一部赤くなったところを見たが、その後見る機会がなく、残念なことをした。今の時期は冬芽である。先日、別の場所にあるハゼノキの冬芽を撮影しようとしたが、薄暗く、鮮明に撮影す…