公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

春めいてボケが咲き出した

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  ぽかぽかした暖かい陽気になった。外に出ると風がなく、上着1枚脱げるほどであった。「浦島丘の方の「アンズが咲き出したのでは」との思いで家を出たが、公園まで行くと方針は変わってしまった。
 ハナカイドウの蕾に赤い色が突き出していた。未だ多くの蕾は閉じているが、大きくなり緩み始めていることが分かる。この暖かさで、一挙に春めいてきたようで、他の草木にも春が来ていることを感じた。
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開花が近いハナカイドウ 
 
 ヤエザクラはソメイヨシノに一足遅れて咲く。蕾は大分大きくなってきているが、堅く見える。同じサクラで、公園にはギョイコウという緑色のサクラがある。このサクラも花はソメイヨシノより遅い。この蕾を見ると、見る角度によるせいか黒光りしているように見える。
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ヤエザクラ                      ギョイコウ
 
 カエデを見ると、赤いものが点々と見えている。もしかしたら芽生え始めたのかもしれない。望遠で覗くと、確かに赤い新葉がほころびはじめている。
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葉が出始めたカエデ
 
 ハクウンボクの冬芽も蕾らしくなってきた。頂上の冬芽は、側芽の3倍ぐらいの大きさになり、明らかに違いが出てきた。ハクウンボクの冬芽は、大小が1組になっているところが他の樹木の冬芽とは違っている。
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 昨年の今頃ボケが咲いていた。「もしかしたら・・・」と思いながら見ると、枯れ草に覆われた中に赤い花が咲いていた。樹の枝には赤くなった蕾が沢山ついている。いずれも近いうちに開きそうな状態になっている。
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ボケ
 
 風がなく、こんな日になるとは思いもよらなかった。家の中にいるより、外にいるほうが暖かくて気持ちがいい。空気も澄んでいて、長閑で清々しい。大きくなった蕾や咲き始めた花を見ると、活気づいた気持ちになれた。
 
 
  記  平成26225()