公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

これはコスズメガヤ、エノコログサ、メヒシバ?

6月30日(木) ここは地面に粗い砂がまかれており、人が普段自由に足を踏み入れるところである。春、ここにはスズメノカタビラが顔を出す。ところがそのスズメノカタビラがいつの間にかコスズメガヤに替わってくる。先日、何気なく、この草はススズメノカタ…

アカシデとイヌシデの果実の違い

6月29日(水) 瓜久保休憩所へ入ると、水路側のアジサイが目に入った。赤色を帯びたガクアジサイである。隙間がなくぎっしりとアジサイで満たされている光景は見事である。梅雨時のいまが一番の見ごろであることが分かる。公園内でも随所にアジサイがあり、…

ナガハグサはなかったが、チダケサシの写真が綺麗に撮れた

6月28日(火) 狐久保の入り口にナガハグサがあるという情報があったので、確認できることを期待して遊歩道を進んで行った。崖側を見ていると、再びハコネウツギが見えてきた。ハコネウツギの花は箱型をしていることを思い出し、確認した。正しくその通り箱…

ナガハグサと思ったのはカゼクサらしい

6月27日(月) この植物は古民家の門を出たところにあったものである。先日、この植物はナガハグサではないだろかとしていたが、どうも疑問が残ったので再度見直した。葉を見ると、緑が濃い。 葉の表面の中央に凹みが筋のようにあり、裏側は凸になっている。…

ヤマハッカ?・ハエドクソウを見る

6月26日(日) 古民家の庭の奥またところに1本のユズリハの樹がある。新葉が上の方に立ち上がり、古い葉は下を向いている。葉の交代期なのかも知れない。葉が代わるということで、ユズリハの名前が付いたといわれている。 ユズリハ 裏へ入ると、ニシキギがあ…

シモツケが再び咲く

6月25日(土) 背丈が低く小さいが、ゼニアオイが花をつけた。草刈機で毎年刈られ痛めつけられているが、命を絶やさず、何とか花をつけて生き続けている。生きようと頑張る姿は素晴らしい。花弁に濃い紫の筋模様がある綺麗な花である。 ゼニアオイ 公園には2…

ミヤギノハギが咲いていた

6月25日(土) 水路の向こう側に黄色いものが見えてきた。昨年の経験からクサレダマということが分かる。クサレダマの葉は対生、または3~4輪生とのことだが、ここで見るものは対生か3輪生になっている。黄色い花弁は5枚に見えるが、深く裂けている筒状花と…

コバノカモメヅルを見る

6月24日(金) 畦道を歩いていると、蒸し暑さがなくなってきた。曇ってきたようだ。ネムノキの休憩所で休憩をすることにした。ここからは、名前の通り水路沿いにネムノキが続いて現れてくる。休憩所にあるネムノキを見ると、まだ花が咲いていない。別の場所…

ウマノミツバがこんなにもあった

6月23日(木) もみじ休憩所からばらの丸の丘へ入ると、道の両側にウマノミツバが次々と現れて来た。先日、この名前を知るために苦労したので、ここにこんなにもあるのを見て吃驚した。これだけあるのに今までなぜ気が付かなかったのだろうか。振り返ってみ…

ヤマハギが咲く

6月22日(水) 梅雨の合間を見て舞岡公園へ出かけた。バスを降りると、ムッとするような蒸し暑さを感じた。木陰に入っても不快さは変わってこなかった。 ケヤキ広場から入って行くと、ハギの花が目に入ってきた。先日も別の場所で見たが、「もう咲いたのか」…

この三つ葉をしたものは「ウマノミツバ」だった

6月21日(火) 荒れた花壇を見ていると、足元近くに蝶が1頭(匹)ひらりと飛んで来て止まった。逃げないうちに写真に収めた。前翅の内側がオレンジ色で、その中に黒色の斑点がある。後翅の末端もオレンジ色を帯びている。蝶のことはよく分からないので、調べ…

ヒメヒマワリを見る

6月20日(月) 花の広場の入り口へやって来た。池側にはシダレヤナギがあり、沢山の葉をつけている。このヤナギを通して池を見ていると、暑さが和らいでくるようだ。ここの中ノ池にもコウホネがある。先程、パークセンターの前でコウホネを見てきたので、こ…

アカメガシワの雄花と雌花

6月19日(日) 里の広場へ入り始めると、道に花弁のようなものがたくさん落ちている。「どの樹から落ちたか」と上を見上げると、葉の間を通しそれらしい花が見つかった。花はあそこの花序から落ちてきたことが分かる。しかし、ここからは樹の名前が特定でき…

花弁が6枚あるオカトラノオ

6月18日(土) キボウシが見える。蕾は下の方から開いていくのだろうか。下から2つ目が一番大きく開いている。花も広い花壇にあると、心持ちのびやかに見える。 キボウシ 緑色の扁平な果実が見つかった。「この樹は何という樹だろうか」と見ていると、枝に翼…

ナツメの花を見る

6月17日(金) 水辺の向こうに白色の蕾のようなものが見える。何だったか考えてみたが、直ぐには思い出せなかったが、コムラサキかも知れないと思いついた。望遠で写真を撮ってみると、やはりその通りコムラサキであった。これと似ているムラサキシキブは既…

ペタンク大会 3位に入賞

6月16日(木) 6月10日ペタンク大会のつづき 午後決勝トーナメントが開始された。決勝トーナメントとなると、予選で敗退したチームの姿はないので、雰囲気が変わってきた。勝ちを意識するチームが多くなった。審判を批判するチームも出てきた。こうなると、勝…

キバナノマツバニンジンが咲いていた

6月16日(木) 前回(5月28日)訪れた時、ナツツバキは殆どが蕾であった。その後、大分日にちが経ったのでどうなっただろうか気になっていた。 南門を入ると、すぐ目の前にナツツバキの花が咲いていた。今まで何度も来たが、ここにナツツバキがあることに気が…

植樹会

6月15日(水) 6月11日(土)、植樹会が行われた。9日、土木事務所から配布された樹木を皆さんで公園に植えた。植えた樹木は、ヤマブキが5本、ムクゲが2本である。ヤマブキは京急沿いの道路側に植え、ムクゲはサクラの樹の近くと、先日開墾した花壇へ植えた。ま…

イチゴツナギを調べる 4 「イチゴツナギを求めて」

6月15日(水) 「一寸した山へ入った近辺、枝が直立している」ことをを頼りにイチゴツナギ探しに出かけた。 イチゴツナギ? イチゴツナギ? イチゴツナギと思えるものの多くは茶褐色になり、花は終えている。調べるのはなかなか難しくなってきた。真っ直ぐ伸び…

イタドリの雄花を見る

6月14日(火) 毎年ハマスゲが現れてくるところへ来ると、地面からたくさんの細長い葉が出ている。この葉がハマスゲの葉になるのだろうか。ここに現れる草を思い出してみると、エノコログサ、オヒシバ、それにこのハマスゲが考えられる。葉の形から考えると、…

イチゴツナギを調べる 3 「今まで見てきたのはタマオオスズメノカタビラになるのだろうか」

6月14日(火) 牧野新日本植物図鑑(牧野富太郎著)によるとオオスズメノカタビラの茎は斜めに傾き、直立して叢生する。また、短い走出枝を出すこともある」とあったので、短い走出枝を見ようと試みた。根を掘り出して見ていると、資料4の様に白色で、楕円形の玉…

ペタンク大会 予選

6月13日(月) 6月10日(金)、梅雨の合間をついて朝から気温がグーンと上がってきた。風がなく、昨日まで湿っぽかったので、大変蒸し暑い。今日は反町公園でペタンクの大会がある。町内で待ち合わせをし、麦茶を持って競技会場へと向かった。会場へ着くと、役員…

イチゴツナギを調べる 2 「ナガハグサとの違いは分かる」

6月13日(月) イチゴツナギとイチゴの関係からイチゴツナギの見つかる場所を想定していくと、イチゴツナギは一寸した山へ入った近辺にあるといえそうだ。今までは、イチゴツナギと思えそうなものを公園の木陰の下、崖の淵などに多く見てきた。 イチゴツナギと…

ツユクサの花が面白い

6月12日(日) つゆに入り天気が不安定になってきた。昨日晴れたと思ったら今日ははっきりしない天気である。 浦島公園へ行くと、ハクチョウゲやシモツケは花を落とし寂しい景色になっていた。公園はアジサイの季節を迎えている。次第ゝに色が濃くなり、丁度見…

イチゴツナギを調べる 1 「イチゴツナギのイチゴとはどれだろうか」

6月12日(日) イチゴツナギには似かよったものがいくつもあり、同定が難しいという。この時期を逃すと、この仲間を調べるには1年を待たなければならない。そこで再度考えてみた。 牧野新日本植物図鑑を参考にすると、「イチゴツナギの生育場所は日当たりのよ…

これはナガハグサになるか

6月11日(土) 古民家を出たところに探し求めているイチゴツナギに似ているものが見つかった。しかしどことなく違っていそうに見えた。まず、色が綺麗な緑色をしている。イチゴツナギはこのようにきれいな色をしていないはずである。そこでよく見直すと、下の…

三渓園ウォーキング 「ハナショウブ」

6月11日(土) 湖と思えるような池を見ながら園内を進んでいた時、前方にハギが見えてきた。「あれっ」と思った。ハギだけを見ていると、ここは秋である。少し咲いたという訳ではない。一面に咲いている光景である。何かここだけに気象異変が起こったような錯…

三渓園ウォーキング 「水浴びをするムクドリ」

6月10日(金) 落ち着いた庭園の中へ入ってきた。樹木の緑がこんなにも人の心を癒すのだろうか。ここでは、電車や車の音が聞こえてこない。騒音で騒がしい街の中が嘘のようである。 ピンクのサツキが咲いている。この花をいくつかの場所で見てきたが、ここの…

この細い葉の樹はオニシバリだった

6月10日(金) 古民家を後にして外に出た。先程、前田の丘から瓜久保へ向かう山中で見た赤い実と同じものがあるところへ来た。予想した通り、全く同じ赤い実が見えた。オニシバリという名前であった。この細い葉をした樹の名前が分からず、いろいろ資料を探し…

三渓園ウォーキング 「こんなに大きなモチノキがあった」

6月9日(金) 展望台の脇に大きな樹があった。葉を見るとスダジイのような形をしている。しかし、裏が褐色でないので、スダジイではない。濃い緑色をしているので、タブノキでもない。モチノキなのだろうか。それにしても、モチノキはこんなに大きくなるのだろ…