ウマノミツバがこんなにもあった
6月23日(木)
もみじ休憩所からばらの丸の丘へ入ると、道の両側にウマノミツバが次々と現れて来た。先日、この名前を知るために苦労したので、ここにこんなにもあるのを見て吃驚した。これだけあるのに今までなぜ気が付かなかったのだろうか。振り返ってみると、この辺にはヤブニンジン、ヤブジラミなどがあり、小さな果実が出来ていたとばかり思っていたが、その時の果実に見えたのが、今見るウマノミツバの蕾であったようだ。もう少し注意して見ておけば、ウマノミツバの名前も早く分かったかも知れない。
道沿いのウマノミツバ
ウマノミツバ
ウマノミツバの花
左側にリョウブの樹がある。先日は花が咲いていなかったが、今見ると、花が咲いているようだ。下の枝はまだ蕾で、花は上の方にある。手が届かないので、望遠で写真を撮った。花が咲いていることは確認できる。拡大して見ると、5枚の花弁は分かるが雄しべの本数は正確に数えられない。資料などによると10本あるという。
リョウブ
水田へ下りて行った。水田では、ボランティアさんが草取りなどをしているようであった。畦道を通り抜け、遊歩道の脇にあるヤマボウシを見に行った。先日は、末期の花をつけていたが、いまはすべての花を落としていた。反対側に道がある。どこへ通じているのであろうか。未だこの道の奥へ入ったことがない。道が分かれるところのアジサイが綺麗だった。バックの緑と青い花が丁度いい色彩になっている。
鮮やかなアジサイ
再び水田へ戻り、何時ものコース進み始めた。ここで最初に見るのはいつもガマズミである。もう花はない。緑色の小さな果実が沢山出来ている。例年虫こぶが出来るが、いまのところはその気配がないようだ。
ガマズミ
水田を見ると、苗が真っ直ぐ伸びている。背丈は30cmを越えたようだ。手入れがよいせいか、雑草が見られない。狭い谷合に伸びる水田だが、この田園風景を見ていると、気持ちが癒される。
イネが伸びる田園風景
撮影:6月19日
記 平成28年6月20日