公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

舞岡公園

舞岡公園「ノハラアザミ、ガマズミ、ホシダ、リョウブ、ナツツバキ、アカシデ」

11月15日(木) ネムノキ休憩所からの水路沿いに見られるアザミは、総苞片がタイアザミのように反っていないので、タイアザミとは少し違っているようだ。昨年、いろいろ調べ、ノハラアザミではないかと見てきた(資料1)。しかし、ノハラアザミの特徴である…

舞岡公園「マユミ、アキノウナギツカミ、ノコンギク、フジバカマ、クマノミズキ」

11月14日(水) 舞岡公園でトリカブトを見たのは初めてであった。猛毒の印象の余韻を残しながら、歩き始めると、マユミの果実が見えてきた。つい最近まで、緑色で目立たなかったが、ピンク色になり色が濃くなって来ると、人の目を惹くようになった。今は未だ…

舞岡公園「ホタルブクロ、ナギナタコウジュ、シラヤマギク、クコ、ツリガネニンジン、シラヤマギク、トリカブト」

11月13日(火) 背丈の低いホタルブクロの花が咲いていた。一瞬、「これはどうしたものだろか」と思った。ホタルブクロは、普通7月~8月に咲く。出遅れたホタルブクロが、気候の異変で花を咲かせたものと考えられる。花は、思っている以上に自然の変化に敏感…

舞岡公園「フジバカマ、ヤマハッカ、ヤクシソウ、オミナエシ、ミツマタ、クサギ、ホトトギス」

11月12日(月) 裏庭へまわるとフジバカマがあった。フジバカマは先ほど瓜久保休憩所を出たところで見て来たばかりである。「ここにフジバカマがあったろうか」記憶からすっかり消えてしまっていた。分布図をつくっておく必要性を感じた。過去の資料を見直す…

舞岡公園「リョウメンシダ、コウヤボウキ、ホトトギス、ツワブキ、ナギナタコウジュ」

11月11日(日) 古民家の入口へやって来た。先日、ここの門の前にリョウメンシダがあるのに気が付いた。リョウメンシダは名前の通り、どちらが表か裏かよく見てとも分からない。先日、たまたま裏を見ると、下の方の羽片に胞子嚢が見えたので、こちらが確かに…

舞岡公園「イボタノキ、オギ、ウツギ、ハンノキ、タカトウダイ、ノイバラ」

11月10日(土) 中丸の丘を下りると、古民家の北口へ出る。ここの門を入ったところの右側にイボタノキがある。ここのイボタノキの存在に気が付かなかった時は、中丸の丘などでよく探したことがあった。イボタノキの葉の先は幅が広い。葉の上に出た枝に果実が…

舞岡公園「フジバカマ、シロヨメナ、オニグルミの冬芽、マユミとサクラ」

11月9日(金) 瓜久保休憩所を出た前に畑が広がっている。この畑は民有地との札が立てられている。この民有地の畑に、毎年フジバカマが咲いてくる。今日も赤みを帯びたフジバカマが咲いてきた。以前から白色のフジバカマがあるということで、似たヒヨドリバ…

舞岡公園「サワグルミの冬芽、ニシキギの冬芽、タイアザミ、ウメの冬芽」

11月8日(木) 前田の丘から山道を下っていくと、瓜久保へ出る。このカッパ池の畔で何時も見ているのは、イヌシデとソシンロウバイ、サワグルミである。今日はソシンロウバイとサワグルミを見た。ソシンロウバイは初春に咲いてくる。今年は1月27日に開花を見…

舞岡公園「ヤマボウシの冬芽、アワブキの冬芽、アブラススキ、コブシの冬芽、イヌトウバナ」

11月7日(水) サクラの樹に並行してヤマボウシの樹がある。この樹には白色の斑点がある。先程のエゴノキの幹は一見このヤマボウシの幹に似ていた。ヤマボウシの冬芽は小さな弾丸型をしている。よく見かける冬芽は中央付近に膨らみが見られたが、この冬芽は…

舞岡公園「ハゼノキの果実、アカメガシワの冬芽、クリの冬芽、ヤマハッカ、エゴノキの冬芽」

11月6日(火) 草原の奥にいろいろな樹木がある。一番右側には、綺麗に紅葉するハゼノキがある。今日は、綺麗な紅葉の姿が見られるのではと、期待していたが、いざ見ると、既に、葉は一枚もなく、紅葉は終わっていた。残念に思いながら見ると、小さな粒が塊…

舞岡公園「ホシダ、セイタカアワダチソウ、ハナタデ、エノキグサ」

11月5日(月) 秋晴れの日になったので、久しぶりに舞岡公園へ出かけた。今日は、地下鉄の駅を出ると、直ぐに坂下口方面へ向かうハスが来たのでそれに乗った。 久しぶりに見る舞岡公園の樹々も薄らと色づき始め、秋が深まったことを伺わせていた。前田の丘へ…

舞岡公園「フジバカマ、ミソハギ、ミソハギ、ワルナスビ、イヌワラビ、ヤブタバコ、ミドリヒメワラビ」

10月8日(月) オミナエシが咲いている、今日は、古民家の庭に咲いているオミナエシを見たかったが、休館日で見ることが出来なかった。その代わり、ここで、シーズンを迎えているオミナエシを見ることが出来た。5弁花の小さな花を見ることが出来るが、未だ蕾…

舞岡公園「案山子、タイアザミ、ンバンギセル,ワレモコウ、ガマズミ」

10月7日(土) 水田にいろいろな案山子が展示された。近隣の小学校の児童たちが案山子の作品作りに参加しているようだ。最近は出品数が多くなり、公園が賑やかになってきている。いくつか見たが、いろいろ工夫された跡が伺え、頼もしい企画と感じた。 水田に…

舞岡公園「シラヤマギク、ヌマガヤツリ、ヤマホトトギス、タムラソウ、ユウガギク」

10月6日(土) シラヤマギクが再び見えてきた。この姿から見ると、そろそろシラヤマギクの花期も長くないことが伺える。つづいてミズタマソウが現れて来た。この花も随分前から咲いているように思えたので、記録を遡ってみた。すると、8月10日に見ていたこと…

舞岡公園「フジカンゾウ、アキノタムラソウ、ヒガンバナ、ヒヨドリバナ、クコ、アメリカタカサブロウ、ツリガネニンジン」

10月5日(金) このピンクの花は、先日四季の公園で見た花である。その時、ヌスビトハギに見えたが、それにして花が大き過ぎると思い、「何の花だろうか」と不思議に思ったことが思い出される。フジカンゾウの名前はその時知った名前である。葉が、3出用でな…

舞岡公園 「キンエノコロ、キンミズヒキ、キツネノマゴ、シロバナハギ、ヌスビトハギ、アブラススキ」

10月4日(木) 北門へ入ると、右側にキンエノコロが見えた。ここには毎年咲いてくる。キンエノコロはよく見かけるエノコログサのように穂の先が垂れないで、垂直に真上へ伸びている。また、小穂のつけ根から出る長い芒は金色をしている。エノコログサの仲間…

舞岡公園「カナムグラ、ツルマメ、カゼクサとチカラシバ」

10月3日(水) 坂を下り切ると、視野が開け明るくなった。目の前には池が広がっている。左側の奥の池は宮田池になり、右側はさくらなみ池のようだ。さくらなみ池は上からよく見ているが、宮田池は初めて見る。池の水面を見ると、先日来の雨で茶褐色に濁って…

舞岡公園「ホシダ、ヤブタバコ、イノコズチ、」

10月2日(火) 緩やかな坂を上りきると、細いT字路になった。前はここを左へ曲がり、モミジ休憩所へ出たが、今日は真っすぐ進み、坂を下りてみることにした。ここは初めて通る道で、どこへ通じているかよく分からない。 ホシダが現れてくる山道 坂を下り始め…

舞岡公園「イヌワラビ、ミヤコヤブソテツ?、ガンクビソウ」

10月1日(月) これはイヌワラビになると思う。イヌワラビの名前は最初の方で学んだ名前だが、暗いところで見ていると、イヌシダと思えそうなシダでも、簡単に決められない。イヌワラビの特徴として、多くの資料では、中軸が紫色を帯びていることを強調して…

舞岡公園「ミゾシダ、ヤブミョウガ、リョウメンシダ」

9月30日(日) このシダの名前は何というのだろうか。柄が30cm、葉身が40cmとやや葉身の方が長い。中軸は短い毛が開出しており、中軸から出る小羽片は、基へ近づくと短くなって来る。ハシゴシダの仲間のように見えたので、特徴を調べていくと、胞子の分布へ…

舞岡公園「ミドリヒメワラビ」

9月29日(土) 羽片の柔らかそうなシダが現れて来た。このシダは何度も見て来たミドリヒメワラビになると思う。そこで、先日、ミドリヒメワラビの特徴をまとめた資料を振り返ってみた。 ミドリヒメワラビ ミドリヒメワラビ:羽軸に狭い翼がある 胞子嚢は中肋…

舞岡公園「ヤブソテツ、キツリフネとツリフネソウ」

9月28日(金) これはヤブソテツの仲間であるが、先程のヤブソテとは違い、小羽片の数が少なく、11対になっている。下記の資料1を利用して調べると、「側羽片の幅と数」から見ると、オニヤブソテツ、ヤマヤブソテツ、ツクシヤブソテツの3つに絞られる。「側…

舞岡公園「ヤブソテツ、ベニシダ、ジュウモンジシダ」

9月27日(木) 今日は外の駐車場から下へ行くコースを進んでみることにした。以前1度だけこの下へ降りたことがある。その時は偶然ギンランが咲いており、感激した。今日は主にどんなシダがあるか見ることを考えていた。階段を1~2段降りると、ここはもう街中…

舞岡公園「エビヅル、ヒヨドリバナ、アキカラマツ、ガンクビソウ、ミズタマソウ、ミズヒキ、ホシダ」

8月29日(水) エビヅルが見えた。エビヅルは雌雄が別株だという。以前、偶然雌雄の花を捉えたことがあるが、それ以後、遠ざかっている。遡ってみると、雌花を見たのは2014年5月30日だった。雄花は見かける機会があるが、雌花を見る機会はほとんどない。それ…

舞岡公園「ベニシダ、イノデ、コムラサキ、ツリガネニンジン、イヌゴマ、アオビユ、エビヅル」

8月28日(水) 古民家を出て、表の植え込みを見た。入る時とは反対側のここにはオニシバリやハナイカダがある。この植え込みの中に、大きなシダが見えた。左側がイノデで、右側がベニシダと思う。同じのを入る時、この反対側で見ている。 左側:イノデ 右側…

舞岡公園「ツリガネニンジン、ハンゲショウ、オミナエシ、コマツナギ、ヤブソテツ、ツルボ、クサギ、キンミズヒキ、ミソハギ」

8月27日(月) 沼の奥に入っていくと、ツリガネニンジンが咲いていた。この辺は早春にフクジュソウが咲いていたところのようであるが、その面影はない。ツリガネニンジンの線状の萼には鋸歯があるというので、写真の萼を拡大してみた。やはり凸になった鋸歯…

舞岡公園「リョウメンシダ、イノデ、オトギリソウ、 ヤマブキの果実オトコエシ」

8月26日(日) このシダはリョウメンシダのようだ。今までシダには目をやっていなかったので、ここにあるとは思わなかった。リョウメンの名前が付くように、どちらが表か裏か分からない。葉身は2回羽状複葉で、小羽片は更に裂片に分かれる。中軸、羽軸の表面…

舞岡公園「アブラガヤ、タカサブロウ、クサレダマ、ミツバ、カラスザンショウ」

8月25日(土) アブラガヤが見えた。アブラガヤは放置された水田などによく見かける。このアブラガヤは水路の中にある。カヤツリグサ科なので、よく見かけるカヤツリグサを巨大化するとよく似てくる。下記の資料1によると、「花の穂が茶色で油っぽい感じがす…

舞岡公園「ミズタマソウ、ユウガギク、アキノタムラソウ、ゲンノショウコ、ヒデリコ、イヌタデ」

8月24日(金) 畦道を歩いていると、ミズタマソウが見えてきた。この花は何度も見ているが、小花が小さく、つくりが分かり難い花である。おまけに花が白色なので、カメラでも鮮明に撮影できない。先日、四季の森公園で、「花弁は白色、2個、先が2裂し、雄し…

舞岡公園「イヌワラビとホソバイヌワラビ、キンミズヒキ、ワレモコウ」

8月23日(木) 沿道から一段高いところへ上がってみた。ここではホタルブクロが沢山咲いていたのが印象に残っている。今は花がなく、隅にシダが見られるぐらいである。先程、水田へ出たところで、ホシダらしいシダを見て来たが、このシダはそれとは違い、よ…