舞岡公園「案山子、タイアザミ、ンバンギセル,ワレモコウ、ガマズミ」
10月7日(土)
水田にいろいろな案山子が展示された。近隣の小学校の児童たちが案山子の作品作りに参加しているようだ。最近は出品数が多くなり、公園が賑やかになってきている。いくつか見たが、いろいろ工夫された跡が伺え、頼もしい企画と感じた。
水田に出現した案山子
このアザミはタイアザミになる。秋に見られる主なアザミは、ノハラアザミかタイアザミというので、この2つの違いが分からず、昨年は自然教育園まで行き、2つの違いを確認して来たことを思い出す(資料)。資料を見ていくと、「総苞は壷型で、壺の下の部分には雲毛が多く、そこから出る総苞片の数は少なく、曲がらず斜め上へ伸びている」、更に「花が咲くと、タイアザミは根生葉がなくなるが、ノハラアザミには残ており、柄が赤みを帯びている」と書いたことが印象に残っている。
タイアザミ
畦道を歩いていると、草むらの奥にナンバンギセルが見えた。注意して見ていなかったら、見逃していたと思う。前回来た時、ネムノキ休憩所の近くにナンバンギセルが咲いてくるので、期待して来たら、バッサリと伐採されていたので、残念な思いをしていた。ここは、ネムノキ休憩所の近くで、未だこの辺に見られるかと、探すと、もう1輪が見つかった。
近くにワレモコウがある。この花は先日も見ている。先日はもう花が終わりの時期に来ていると思ったが、今日はまた新しい蕾が咲き始めていた。このワレモコウも頂部の小花から先から咲き始めている。
ワレモコウ
ワレモコウの小花
真っ赤な果実をたくさんつけたガマズミが見えた。白色の花の時期も見事だが、とりわけこの秋の赤い果実は人目を惹きつける。つまんで食べたくなるようだ。資料では、焼酎に漬けて果実酒にも利用すると書かれていた。
ガマズミ
撮影:9月18日
記 平成30年10月5日(金)