公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

舞岡公園 カクレミノ

8月31日(月) 川の縁をイノコズチが埋めている 坂下口から以前通った舞岡川沿いに進んで行った。川の縁は雑草が生い茂り歩道を埋めていた。川沿いの歩道は日陰になっており、葉の隙間から光が差し込んでいた。周りにはイノコズチが繁茂している。花穂は出た…

ミヤギノハギかマルバハギか

8月30日(日) 上から垂れているハギがあった。「枝が垂れているとミヤギノハギになる」との先入観から、すっかりこのハギはミヤギノハギではないかと思った。何も疑うこともなく写真を撮り、見ると、「おやぁ」と思った。葉が丸味がかっている。この丸味か…

過ってのハギの写真を見直す

8月29日(土) ハギの仲間を調べていると、過って撮影したハギは何という名前なのか調べて見たくなった。そこで過去の写真を探し出し、考察してみた。 試料は近くの公園で偶然見つけたものである。当時は、「ハギ」という名前が分かる程度でいいと済ましてい…

ヤマハギ

8月28日(金) 他のハギ類について考えるとなかなか判定が難しくなる。それでも園芸大百科辞典(講談社)の説明を参考にすると、普通目にするハギはヤマハギになるらしいことを手掛かりに進めてみた。 試料4 観察メモ 葉 頂小葉 長さ:4㎝、幅:2.5㎝ 側小葉…

ミヤギノハギ

8月27日(水) 保育社の植物図鑑でヌスビトハギ属を開いてみると、ヌスビトハギを含め8種類もある。その中にはアレチヌスビトハギは入っていない。長田さんの帰化植物図鑑によると、1940年大阪府で発見されたというから、保育社の植物図鑑には記載がないの…

ヌスビトハギ・アレチヌスビトハギ

8月26日(水) 野山を歩くと、彼方此方にハギの花を見かけるようになった。名前を知ろうと、図鑑等を見るといろいろなハギが載せられている。実物を見て、このハギの名前は何というのだろうと考えるが、思うように名前までは行き着かない。そこで、何か手が…

ハナトラノオが咲く

8月25日(火) 花の広場の奥の花壇にアレチヌスビトハギがある。この花の存在に気が付いたのは昨年の10月のことだった。ワレモコウの撮影を終えて一息入れていたところズボンに沢山の種子がついていた。薄く平べったいこの種子は中々とることが出来なかった…

コマツナギが続く道

8月24日(月) 上の池に沿ってこの崖沿いを進むと、ここの崖には季節折々の草花が顔を出し、見る人を楽しませてくれる。 季節折々の草花が顔を出す崖 先程見たツリガネニンジンが再び見え、下の方にはコマツナギが見える。コマツナギは道沿いに続いている。…

ツリガネニンジンを見る

8月23日(日) 雨が降り、少しは涼しくなるかと思ったが、以前の暑さが戻ってきて家の中ではクーラーなしではいられない。外へ出れば多少風もあり、体にはいい。午後の4時まで時間がとれたので、久しぶりに三ツ池公園へ出かけた。 今日はハギを見るのが1つの…

これはミモザの蕾だった

8月22日(土) カゼクサを見に行ったところ、穂が出ていなかったけど株は確認できた。例年のように、あっちこっちに株は存在していた。葉の基を見てカゼクサと判断できるが、小さなときはどうなっているのか知っていない。何時頃芽生えてくるのか何時か捉え…

ムクゲの花

8月21日(金) 公園の入り口にムクゲの樹が2本ある。雨の後のせいかいつもより花の数が少ない。それでもムクゲの花は比較的大きいせいか、花そのものは見事である。5枚の白色の花弁は紙のように見える。中心部の赤い模様が一際目につく。虫もこの色を目安に…

カゼクサを探して

8月20日(木) 昨日は雨が降り、久しぶりのお湿りで植木に水をやらなくても済んだ。お蔭で、連日の作業だった水くれをしなくてすみ、一休みできた。今日の天気はどうなのだろうか、空を見るとはっきりしない。 少し離れた公園にカゼクサがある。いまどんな状…

昨年の勢いがないキバナコスモス、ハナトラノオ

8月19日(水) 中央花壇にはたくさんの草が生えてきた。ここは、ケヤキの根が蔓延り草花が育ちにくい環境になってしまっている。花苗植えのとき、取り除けるケヤキの根を取り除いたが、依然として水分や養分はケヤキの根に吸い取られてしまっているようだ。 …

神輿の収納

8月18日(火) 3時過ぎ境内へ行くと、山車が帰ってきていた。予定は3時半だったので、収納作業が早く始められるようになった。 まず、山車の飾りを取り外しにかかった。山車の四隅に建てた柱の留金を外した。昨年まではすべてのビスを外したため、金具をどこ…

公園の中心へ進出するコスズメガヤ、オヒシバ、ヒメムカシヨモギ

8月17日(月) お祭りが終わり、公園を落ち着いて見られるようになった。花壇の草花だけには水を絶やさないようにしていたが、公園全体が水不足になってしまった。こんなに水が不足しているのに、雑草は次第ゝに公園の中心へ向かって勢力範囲を広げている。 …

お祭り 片付け

8月16日(日) 境内 :お祭りの会場 お祭りが終わって1週間が過ぎた。15日(土)は片付けの日になっている。朝早く神社へ出かけて見ると、境内には車が止まっている。「変だなぁ」と思った。打ち合わせの段階で、準備の日と片付けの人は駐車場を空けておくこ…

舞岡公園 シオカラトンボの雌雄、ミンミンゼミ、ヒメジョオン、ヤハズソウ、ヤブミョウガ、

8月15日(土)) 山へ入り、草木を見ていると、野鳥の鳴き声が聞こえてくる。特に鶯の鳴き声が多い。しかし、どこに隠れているのか姿を見ることはできない。目の前をトンボが1匹飛んでいく。野鳥やトンボなどの動物の姿を写真に撮ることは難しい。留まったと…

お祭り 第2日目-2

8月14日(金) 午後1時近く、神社の境内が騒然としてきた。男、女を混じえたパッピ姿の人が集まってきた。1時から神輿が出ることになっている。 神輿の担い手が整然と列をつくり、神輿渡しの儀式が行われた。儀式が厳かな内に終わると、担い手は一斉に神輿に…

お祭り 第2日目-1

8月13日(木) お祭り2日目を迎えた。昨日に続き、気温は酷く高くなっていない。10時からは山車と鳳輦が出る。山車を引く子供が何人来てくれるだろうか。小さな子供の山車を引く姿は、町内の皆さんに活気をもたらしてくれる。 神社の境内下に山車と鳳輦が出…

お祭り 第1日目

8月12日(水) 今日はお祭りの第1日目である。一番の心配は気候である。昨日のようだったら、耐えきれないと思っていが、朝方になると、涼しくなり「これはいい」と思った。 8時半の集合時間に境内へ行くと、既に多くの役員さんが集まっていた。境内は木々が…

お祭りの準備

8月11(火) 今日はいつもより風があり 、過ごしやすくなった。お祭りの準備には都合がいい。我が町会のお祭り準備で一番苦労するところは提灯の設置である。場所が神社の境内なので、提灯をつける支柱として境内の樹木を使用することになる。昔は、町内の人…

舞岡公園 オニドコロ(雄花・雌花)、 イチモンジチョウ

8月10日(月) 古民家の裏庭をまわり、門へ向かったところ、左の池の脇にミソハギが咲いていた。ミソハギそのものは見たことがあるが、遠くからの眺めだったので詳細が分からなかった。ここでは手の届く範囲にある。花は3-4つほどが輪生している。1つの花に…

舞岡公園 キンミズヒキ、アキノタムラソウ、ヤマユリ、ノコンギク、ヌスビトハギ、ツルボ

8月9日(日) 田の畦道から上の道路へ上がった。ここは日陰なので、幾分過ごしやすい。崖を見ると、キンミズヒキを目にするようになった。黄色い花と葉の奇数羽状複葉を見てキンミズヒキと判断している。ここのキンミズヒキは花茎が長くのびている。そのため…

舞岡公園 ヤブマオ、アカツメクサ、ミズタマソウ、センニンソウ

8月8日(土) ヤブマオの大きな株があり、穂が出ている。株が大きければ、穂も長い。20㎝はあるようだ。 http://matsue-hana.com/hana/yabumao.htmlによると、 「下部には雄花序を上部には雌花序をだす」 というので花を探した。しかし、一寸見ただけでは、…

舞岡公園  イネ、タマガヤツリ、アキノタムラソウ、クサギ、ワレモコウ

8月7日(金) 階段を降り、日陰から水田に出ると太陽の光が眩しい。水田には防虫・鳥用の青い網が張り巡らされている。稲穂が実をつけ始めたことが分かる。シオカラトンボが数匹舞っている。どうするか見ていると、最初は網の中へ這入れなかったが、上手く身…

舞岡公園 アカシデの果苞

8月6日(木) 外は暑いが、地下鉄は冷房が効いていて快適であった。京急ニュータウンでバスを降り、舞岡公園へ向かった。 いつものようにばらの丸の橋の横のアカシデを見た。枝先に小さな新葉のようなものが下がっている。「真夏に新葉が・・・」とは不思議…

シラヤマギクが咲いた

8月5日(水) 茶店の近くにハゼノキが1本ある。花を見ようと思っていたが、気が付いたら花期が過ぎてしまった。今見ると、果実が出来ている。果実は球形に見えるが、よく見ると扁平になっている。ハゼノキについては冬芽も見逃している。時期を見てしっかり…

ヤブミョウガが咲く

8月4日(火) コリア庭園からムラサキシキブの見られる藪へ入ろうとしたところ、ヤブランが目に付いた。先日別の公園でヤブランを見た時、本当にヤブランなのか疑った。というのは自宅近くの公園にあるヤブランには蕾の気配も見られていないからである。ここ…

サンカクイ、ジュズダマ、ヨシ、アゼカヤツリを見る

8月3日(月) パークセンター前には小さな湿原があり、そこに今サンカクイを見ることが出来る。先日別の場所でこれに似ているものを見ている。それはイグサであって、茎が円柱形で、花が茎の中間にあった。サンカクイの茎は名前の通り、三角形をしており、花…

クサギ、ヒヨドリバナ、ワスレナグサ

8月2日(日) 三ツ池公園ホームページへ パークセンターへ出たところ、崖に白い花が見えた。葉の形、大きさを見てクサギと見えた。5弁花に見える花は見方によると、大の字に見える。この花には雄性期と雌性期があるというので、1つ1つの花を見た。雄性期では…