これはミモザの蕾だった
8月22日(土)
カゼクサを見に行ったところ、穂が出ていなかったけど株は確認できた。例年のように、あっちこっちに株は存在していた。葉の基を見てカゼクサと判断できるが、小さなときはどうなっているのか知っていない。何時頃芽生えてくるのか何時か捉えてみいたいと思っている。
この草原には、ギシギシが見られた。ギシギシも入れ替わり、立替わり随分長いこと姿を現してくる。ギシギシが見え始めた時はスイバが見られ、「どっちだったかなぁ」と迷うことがしばしばあったが、いまの時期はスイバ間見られない。ギシギシの下の葉は長い柄があり、独特な形をしている。
ギシギシ
イノコズチが随分大きくなり、目立ってきた。こちらのイノコズチは日がよく当たるところにあるので、ヒナタイノコズチと思う。葉を触ってみると、毛の感触があった。
ヒナタイノコズチ
叢の横にミモザがある。春に黄色い花が咲く。枝の先に蕾か果実と思われるものがついている。マメ科の植物なので、果実とは思えない。すると、蕾になるのか。調べて見ると蕾だということだった。花が咲くのは来年の春である。「随分早くから準備しているのだなぁ」と思った。そう考えると、サクラを思い出した。サクラもすでに来年の花の準備をしている。
叢を見ると、キツネノマゴが目立つようになってきた。今年はすでに何度も見ているので写真にも収めていると思っていたが、記憶違いであった。7月26日撮影しただけで、その後見ていても撮影はしていなかった。そのため、既に最盛期は過ぎたと記憶違いをしていた。実はこれからが最盛期になってくる。
キツネノマゴ
雨上がりの翌日ということで、カが凄かった。一寸叢にいると、7-8匹が腕にたかってきた。叩いても、叩いても押し寄せてきた。撮影をしては草むらから遠ざかり、写り具合を確認した。もう少しいろいろなものを調べたかったが、そうそう引き上げざるを得なかった。事務所近くへきてホッとしていると、目の前に緑色の果実が目に入った。葉を見てナンキンハゼの果実であることが分かる。最後にこの果実を写真に収めた。
ナンキンハゼの果実
撮影:8月18日
記 平成27年8月21日(金)