公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

舞岡公園 シオカラトンボの雌雄、ミンミンゼミ、ヒメジョオン、ヤハズソウ、ヤブミョウガ、

815日(土))
 
 山へ入り、草木を見ていると、野鳥の鳴き声が聞こえてくる。特に鶯の鳴き声が多い。しかし、どこに隠れているのか姿を見ることはできない。目の前をトンボが1匹飛んでいく。野鳥やトンボなどの動物の姿を写真に撮ることは難しい。留まったとき、写真を撮ろうと準備していると、大抵飛び去ってしまう。常時シャッターが切れる状態でいないと、チャンスがものに出来ない。シオカラトンボがササの葉に留まった。じっとしているので、何とか写真に収めることが出来た。もう1匹がやってきた。やはり別のササの葉に留まった。両方の写真を撮ってから考察することになる。
 シオカラトンボについて調べて見ると、灰白色のものは雄で、黄色味帯びているのが雌だという。最初の写真はよく見かけるシオカラトンボで、雄であることが分かった。偶然後から近くに舞い降りた黄色味帯びたものが雌ということらしい。
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 みずき休憩所へ向かっていると、ミンミンゼミの声がする。どこにいるのか探していると、鳴き声が聞こえなくなり、どこかへ行ってしまった。今度こそはと思って準備しておくと、目の前の樹に留まり、「ミーン、ミーン」と泣き出した。偶然アップで写真が撮れた。小さいとき、アブラゼミは樹の下の方に留まることもあったので、捕まえることが出来たが、ミンミンゼミは高いところへ留まるので中々捕まえることが出来なかった思い出がある。
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ミンミンゼミ
 
 みずき休憩所で一休みした。右の方ではヒメジョオンの一群が花期を終えようとしている。萎れていくときのヒメジョオンの花は一回りも二回りも小さくなり、遠くからは、「この花、何だったか・・・」とヒメジョオンとは別物にも見えてくる。
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 ベンチの足元を見ると、小さなハギの仲間があった。記憶違いか、地面を這っている姿を見て、ハイメドハギの名前が浮かんだ。しかし、どことなく違っている。葉が広い。カラスノエンドウ(ヤハズノエンドウ)の葉に似ている。ヤハズソウではないだろうか。図鑑で確認すると、やはりヤハズソウだった。
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ヤハズソウ
 
 休憩を終え、カッパ池へ向かった。この下りの道に、先日ヤブミョウガを見ている。その時花は未だだった。他の公園で花の開花を見ているので、「もしかしたら・・・」と期待して下って行った。しかし、ヤブミョウガの花の姿は見えなかった。気が付くと、既に花を終え、果実に変わっていた。残念だった。
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 カッパ池のスイレンを確認した。過去2度撮影を試みたが、いずれもスイレンの葉の確認が出来なかった。今日はカエデの樹の方から撮影してみた。この角度からだと、葉に割れ目が入っていることが確認できた。間違いなくスイレンになる。
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撮影:84
 

  記  平成27810日(月)