公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ハナトラノオが咲く

825日(火)
 
 花の広場の奥の花壇にアレチヌスビトハギがある。この花の存在に気が付いたのは昨年の10月のことだった。ワレモコウの撮影を終えて一息入れていたところズボンに沢山の種子がついていた。薄く平べったいこの種子は中々とることが出来なかった。この種子がアレチヌスビトハギの種子であった。それ以来どんな花をつけるか興味を持ち続けてきた。先日は花がまだだった。今日はと思い見ると、やはり花が咲いていない。8月も下旬に入ってきたので、そろそろと思ったが、再び出直しになってしまった。
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アレチヌスビトハギ:花は未だ咲いていない
 
 目的が果たせず、他のものを見ることにした。同じ植え込みの中に、ミソハギが咲き、その近くに見覚えのある花が咲いていた。ハナトラノオである。花の姿を見て「咲き始めたか・・・」と思った。自宅近くの公園のハナトラノオはまだ蕾は小さく咲き出す気配が感じられない。
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 同じ植え込みに、キクイモが黄色い花を咲かせている。この花を見ると、暑い夏を思い出す。ヒマワリを小型にしたような花で、線路の土手などによく見られた。花をつけ始めかかると、そこの土手では毎年、草刈機が入り、バッサリと根元からかられる運命になっていた。今年も同じように刈られ、花を見ることはない。
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キクイモ
 
 花壇からはみ出たところにオオニシキソウがあった。見ると花が開いている。花は小さく大きく開いている姿を見ることは少ない。たまたま見ると、花が開いている。花のつくりが分かりそうな写真が撮れそうと思い撮影した。
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 里の広場の入り口にキバナコスモスが見事に咲いている。黄色とオレンジが混在していて、訪れた人を感動させる。脇に溝があり、水が流れている。この水がここのキバナコスモスの命を支え、毎年綺麗な花を咲かせているようだ。
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キバナコスモス
 

撮影:819
 

  記  平成27824日(月)