コマツナギが続く道
8月24日(月)
上の池に沿ってこの崖沿いを進むと、ここの崖には季節折々の草花が顔を出し、見る人を楽しませてくれる。
季節折々の草花が顔を出す崖
道沿いに続くコマツナギ
ここの斜面にはタケニグサが何本もある。先日花を見たが、いまは花期を終え、果実が出来ているようだ。灰褐色の鞘が多数ぶら下がっている。この中に種子が入っていて、振ると中から落ちてくるというが、離れているので振ってみることが出来なかった。
タケニグサ
坂をのぼりつめた高台に休憩所がある。ここの池側にネムノキがあるが、既に花の姿は見えなかった。花の広場を目指し、坂を下りだすとサルスベリがピンクの花をさかせていた。緑の中にピンクはきれいに映る。サルスベリの花はなぜか、酷暑に似合う花である。
サルスベリの花を見た後、日陰に入り、涼みながら坂を下り始めた。ここの向かいにリョウブの樹が2本ある。どちらも花後の果実が花の面影を残して枝から吊下っている。坂を下りたところの中の池の畔にベンチがある。日陰なのでここで一休みすることにした。人が少なくのんびりと池を望んだ。しばらく休んだ後、ベンチの周りを見ると、キツネノマゴとハキダメギクが咲いていた。ハキダメギクはコゴメギクと似ている。調べて見ると、この花は確かにハキダメギクになるようだ。
キツネノマゴ
撮影:8月19日
記 平成27年8月23日(日)