公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

お祭り 第2日目-1

813日(木)
 
 お祭り2日目を迎えた。昨日に続き、気温は酷く高くなっていない。10時からは山車と鳳輦が出る。山車を引く子供が何人来てくれるだろうか。小さな子供の山車を引く姿は、町内の皆さんに活気をもたらしてくれる。
 神社の境内下に山車と鳳輦が出され、町内をまわることになる。「ボー」というほら貝の音、「デンデンデン」という太鼓の音が響き渡った。緩んでいた山車の綱がぴんと張られ、山車が動き出した。鉄の車が「ゴロン、ゴロン」と鈍い音を立てる。大人も混じって「わっしょい、わっしょい」と声を掛け合う。この時の山車を引く大人は童心になっている。2世代、3世代が一緒になり、楽しそうに山車を引く光景は平和そのものである。「わっしょい、わっしょい」黄色い声が、山車の近づいたこと知らせている。山車を引く子供の可愛い姿を一目見ようと隣近所から人が出てくる。動く一向に一緒になって進む人も現れてくる。山車が進むにつれ次第次第に人の輪が大きくなってくる。賑やかさが盛り上がり、町内全体が喜びに満たされていく。
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出発の準備が整った山車と鳳輦

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動き始めた山車

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鳳輦
 
 気温が少し下がったといっても、夏日に照らされて動くと、汗が滴り出てくる。山車、鳳輦が休憩所についた。休憩所のお店から冷たい飲み物が振る舞われた。口に含んだ一口がのどを気持ちよく通ると、爽やかな気持ちになる。日陰で一時休み、元気を回復する。
 元気が戻ったところで、山車、鳳輦は神社へ戻り始めた。再びあの黄色い声が町内をこだまする。「わっしょい、わっしょい」山車の後を正装した宮司さんを始めお宮関係の人が進んでいく。
 車が通る。役員さんは周りに気を配り、車を誘導する。道路には日影がほとんどない。時間が経つにつれ、気温が上がってきた。額か出る汗も多くなってくる。神社の横に着くと、ここが唯一の日かげになっている。皆ほっとする。山車はここが終点となる。鳳輦は先へ進んでいった。まだあと半分の町内が残っている。
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日陰に入りホッとする
 
  子供たちは山車とともに神社の境内へ戻ってきた。一休みをする間もなく、用意された子供神輿を担ぐことになっている。小さな神輿が浮き上がった。同時に「わっしょい、わっしょい」とかわいい声が境内に響き渡った。
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子供神輿の準備


撮影:89
 

  記  平成2789日(日)