お祭り 第1日目
8月12日(水)
今日はお祭りの第1日目である。一番の心配は気候である。昨日のようだったら、耐えきれないと思っていが、朝方になると、涼しくなり「これはいい」と思った。
8時半の集合時間に境内へ行くと、既に多くの役員さんが集まっていた。境内は木々があり過ごしやすい。まして昨日の今日だから倦怠感が少ない。今日の主な仕事はテントの設定である。古い鉄製のテントなので、各部品が重い。その重い部品を神楽殿の地下から出すので、作業はきつい。昨年仕舞うとき、一応目印を付けておいたが、いざとなると分からなくなっている。「部品が足らない」そのことに直ぐには気が付かなかった。薄暗い縁の下で探すと見つかった。旧式なテントなので、組み立てには順序がる。それを思い出すのが容易ではない。1張は出来上がった。2張目の部品を取り出した。こちらは新しい方なので、前よりはスムーズにできた。
2張りのテントを設定し、改めて町会のテントは古いテントであることを認識した。先輩たちが維持してきたテントだが、いろいろな点で不具合が生じてきている。特に梁を固定する箇所は、針金で補強しなければならなくなってきている。残念だが寿命なのかもしれない。
設定の終わったテント
本部席の準備をしていると、寄付を持ってきた人が現れ出した。何人かの受付を済ませて、一段落していると、始めて見る人が寄付を申し出てきた。「どなたですか」聞くと、「電車で通りかがった時、お祭りの景色が見えたので寄ってみたということだった。「何て有難いことだろう」と思った。
ガス屋さん、氷屋さんが来た。次第に忙しくなってきた。鳳輦、神輿が境内に置いたままになっているため、夜店の会場の準備が全く出来ていない。これを移さないと、夜店の準備が出来ない。総代さんを通し、お宮の意向を聞いてもらった。「もう暫くしないと、お宮さん関係の人が戻ってこない」とのことだった。仕方なく、出来る範囲で作業を進めることにした。
鳳輦
神輿
夜店の設定をしていると、薄暗くなってきた「提灯の照明は大丈夫だろうか、山車の照明用のコードは確保されているのだろうか」と気になった。彼方此方部品を探し求め、何とか大丈夫と確認できた。
山車
夜店が始まり、多くの人が見え始めた。突然電灯が消えた。こういう事は毎年のことである。しかし、今日は回数が多すぎる。ブレーカーを元に戻し、再開するが、直ぐに落ちてしまう。原因は何なのだろうか。
盆踊り風景
盆踊り風景
撮影:8月8日