公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

神輿の収納

818日(火)
 
 3時過ぎ境内へ行くと、山車が帰ってきていた。予定は3時半だったので、収納作業が早く始められるようになった。
 まず、山車の飾りを取り外しにかかった。山車の四隅に建てた柱の留金を外した。昨年まではすべてのビスを外したため、金具をどこへしまったか置き忘れてしまった。それを防ぐため今年は柱だけ取り除き、金具は山車に固定したまま残すことにした。山車の柱を取り外していると、何人もの人が手伝いにかけてきてくれた。最初は、何人来てくれるか不安だったが、いまはそれがまったくなくなった。
 神輿小屋の整理が行われ、山車、神輿を収納する空間をつくった。小屋内は狭いので、上手く整理しておかないと、すべてが納まらなくなってしまう。
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神輿小屋の整理
 
 総代さんの指示の下、いったん外へ出したものが11つ順番に収納され始めた。奥に収めるものを収納してから、山車が入れられた。山車は重い。しかも、地面と倉庫の床との間に段差がある。慎重に持ち上げて移さなければならない。まず大きな山車が収納できた。子供神輿、昔の神輿は山車の上に載せられ、空間を確保した。小屋の壁と山車の間の狭い空間に太鼓が納められた。いまは使っていないが、昔の太鼓もおさめられた。
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山車を運び入れている

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山車が納まった

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本殿に収まっている神輿

 残された大仕事がある。新しい神輿の収納である。新しい神輿と言っても購入して、45年も経っただろうか。この神輿は重い。本殿から運び出すのが容易ではない。毎年この作業で苦労している。今年は多くの人が駆け付けてくれたので、例年より楽になりそうだ。神輿の頂部にある鳳凰が外された。例年、これを外し忘れて、落下して危険な目にあっている。台を運ぶ人、横から支える人、神輿本体を持ち上げる人と分担し、「せいの!」の掛け声とともに持ち上げた。かなりの重みが手にかかってくる。しかし、例年ほど厳しくはない。本殿から出し、階段の前で、一息入れた。一息後、数段の階段だが、危険なので、1段ずつ慎重に降りた。ここで再び一息入れた。ここからは向きを変えなければ神輿小屋に収まらない。向きを変え、神輿の正面が入り口を向くようにして運んでいった。
 いよいよ倉庫への収納となる。用意された台座に神輿が載せられ、一緒に運んできた棒が抜かれた。鳳凰が取り付けられ、天井から吊るされたビニールカバーがかけられ、神輿が納まった。
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用意された台座

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台座に収まった神輿

 この作業を終え、一応解散の運びとなった。「皆さんご苦労様でした」と互いに声を掛け合い労をねぎらった。
 この後、本部役員さんは神楽殿内の残務整理を行った。いろいろなこまごましたものが散乱している。箱に詰められるものは分かるように詰めた。放送用具、紙類、紐類、テープ類などが整理された。全てが片付けられ、お世話になった神楽殿の掃除と雑巾がけをし、元の状態に戻した。
 2日間のお祭りだが、役員さんは準備、後片付けを入れると、1月半は労苦を共にした。
 

写真は過去のものを利用しました



  記  平成27817日(月)