公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

サンカクイ、ジュズダマ、ヨシ、アゼカヤツリを見る

83日(月)
 
 パークセンター前には小さな湿原があり、そこに今サンカクイを見ることが出来る。先日別の場所でこれに似ているものを見ている。それはイグサであって、茎が円柱形で、花が茎の中間にあった。サンカクイの茎は名前の通り、三角形をしており、花は頂部についている。
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サンカクイ
 
 サンカクイの隣にジュズダマがある。ジュズダマといえば、一番先に目が行くのは堅い球である。写真を撮り終えてから、花はどうなったのだろうかと思い出した。写真で辿ると、雄花は何とか写っていたので分かったが、雌花は分からない。意識して写真を撮っておくべきだった。玉の部分から房状のものが垂れさがっている。この房状のものが雄花であるという。黄色い葯がうっすらと見えるようだが、確認はできない。
イメージ 2
 
 昨年、入り口付近の湿原の脇にツリフネソウが咲いていた。
「いまはどんな状態になっているのか」見るが、荒れ放題になっているので、どこに何があるのかさっぱり分からない状態になっている。何時か探してみたいと思っている。
 小さな池の脇はヨシが大きくなり、先が見えなくなっている。そのヨシに花が咲き出したようだ。近くへ寄れないので、遠くから写真に収めた。
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ヨシ
 
 池への入り口で足元を見ると、カヤツリグサに似ているものがあった。こういう花火型をしている花を見ると、一色たんにカヤツリグサと見なしていた。ところが見ているうちに花の色、つき方に違いがあることが分かり、ハマスゲを知った。このカヤツリグサに似ているものハマスゲではないかと思った。しかし、ハマスゲにしては丈が高く、花穂の数も多いようなので、念のために調べると、アゼカヤツリの名前が出てきた。写真とよく似ている。
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アゼカヤツリ
 

撮影:726
 

  記  平成2782日(日)