サンカクイ、ジュズダマ、ヨシ、アゼカヤツリを見る
8月3日(月)
パークセンター前には小さな湿原があり、そこに今サンカクイを見ることが出来る。先日別の場所でこれに似ているものを見ている。それはイグサであって、茎が円柱形で、花が茎の中間にあった。サンカクイの茎は名前の通り、三角形をしており、花は頂部についている。
サンカクイ
サンカクイの隣にジュズダマがある。ジュズダマといえば、一番先に目が行くのは堅い球である。写真を撮り終えてから、花はどうなったのだろうかと思い出した。写真で辿ると、雄花は何とか写っていたので分かったが、雌花は分からない。意識して写真を撮っておくべきだった。玉の部分から房状のものが垂れさがっている。この房状のものが雄花であるという。黄色い葯がうっすらと見えるようだが、確認はできない。
昨年、入り口付近の湿原の脇にツリフネソウが咲いていた。
「いまはどんな状態になっているのか」見るが、荒れ放題になっているので、どこに何があるのかさっぱり分からない状態になっている。何時か探してみたいと思っている。
小さな池の脇はヨシが大きくなり、先が見えなくなっている。そのヨシに花が咲き出したようだ。近くへ寄れないので、遠くから写真に収めた。
ヨシ
池への入り口で足元を見ると、カヤツリグサに似ているものがあった。こういう花火型をしている花を見ると、一色たんにカヤツリグサと見なしていた。ところが見ているうちに花の色、つき方に違いがあることが分かり、ハマスゲを知った。このカヤツリグサに似ているものハマスゲではないかと思った。しかし、ハマスゲにしては丈が高く、花穂の数も多いようなので、念のために調べると、アゼカヤツリの名前が出てきた。写真とよく似ている。
アゼカヤツリ
撮影:7月26日
記 平成27年8月2日(日)