公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ヤマハギが咲く

622日(水)
 
 梅雨の合間を見て舞岡公園へ出かけた。バスを降りると、ムッとするような蒸し暑さを感じた。木陰に入っても不快さは変わってこなかった。
 ケヤキ広場から入って行くと、ハギの花が目に入ってきた。先日も別の場所で見たが、「もう咲いたのか」という思いがした。先日見たのはミヤギノハギであったが、ここに咲くのはヤマハギと昨年の経験から分かっている。ヤマハギは翼弁と竜骨弁がほぼ同じ長さにある。確認して見ると、その通りであった。
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花をつけたヤマハギ

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 ヤマハギの手前にタンポポに似た花が咲いている。タンポポよりは長い花茎を立て、その花茎が分枝して複数の花をつけている。花だけを見ていると、どう見てもタンポポに見えてしまう。この花はブタナになる。
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 ブタナ

 ばらの丸ノ橋でいつものアカシデを見た。アカシデはカエデの隣にある。何方も葉が青々としている。ここで見るのはアカシデの果実の様子である。前回は、葉を持ち上げないと、果実は見えてこなかったが、今日は下から覗くと見える。幾分大きくなったといえそうだ。
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アカシデ

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 アカシデの果実

 キブシの果実がたわわに枝に付き、直ぐ傍のムラサキシキブには僅かに花が残されている。葉の表面を撫ぜてみた。ざらざらするが、ヤブムラサキではないようだ。
 ハコネウツギの枝が道に覆い被さっている。今は果実が出来ている。細い円筒状のものが果実になる。

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 もみじ休憩所のナツツバキの花は咲いただろうか。この花を見るのも今日の1つの目的である。見ると、幾つかの花が落ちているが、見頃になっている。花弁は5枚というが、この花は小さい花弁が1枚下に見えるので6枚に見える。1枚が切れたものだろうか。現地で確認しておけばよかった。花弁を見ると、上の方には非常に細かい切れ込みが浅く入っている。
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ナツツバキ

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ナツツバキの花

撮影:619

  記 平成28620日(月)