公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

キバナノマツバニンジンが咲いていた

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 前回(528日)訪れた時、ナツツバキは殆どが蕾であった。その後、大分日にちが経ったのでどうなっただろうか気になっていた。
 南門を入ると、すぐ目の前にナツツバキの花が咲いていた。今まで何度も来たが、ここにナツツバキがあることに気が付かなかった。目指していたのは、ここから坂を上って行ったところにあるナツツバキであった。坂を上って行くと、花の姿は見えなかった。花が最近終わっているなら、下に花弁が落ちていてもいいのだが、道にはその気配がない。どうしたのだろうか。大分日にちが経ったので、もうとうの前に終わってしまったのかも知れない。下の方は今咲き出しているのに、上の方は終わっているとは不思議である。
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ナツツバキ

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ナツツバキの花
 
 丘の上広場へ上に上がると、メドハギ、ネジバナに混じり小さな黄色い花が目に付いた。この花は今まで見たことがなく、初めて見る花である。黄色い花弁が5枚で、葉が細く小さい。恐らく園芸品の種類であろうと、調べてみると、資料にキバナノマツバニンジンが見つかった。北アメリカ原産の植物で、造成地などに群生する1年草だという。
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 キバナノマツバニンジン

 これは蕾か花か、何だろう。葉を見ると見覚えがある。この葉はモッコクの葉ではないだろうか。モッコクについては、冬芽は何度も見ているが、蕾や花は余り見ていない。過去の記録を調べると、平成1275日に花を見ていることになっている。その後、蕾や花を見ていないので、思い出せなかった。7月に花が咲くということは、写真はモッコクの蕾ということになる。
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モッコクお蕾

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 平成1275日の記録

 水路際の土手一面にガクアジサイが咲いている。先日は、蕾が多く見られたが、今日は咲きそろい、花の色が濃くなってきた。毎年この時期に見るが、咲き誇ったアジサイは梅雨時の風情を感じさせてくれる。
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 水際を見ると、ハンゲショウが見えた。先日は気が付かなかったので、恐らく咲いていなかったと思う。細長い穂状のものが花だという。この穂を見ると、小さな蕾らしいものがたくさんついている。花は両性で小さく、花弁はないというが、いまのところでは詳細は分からない。
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 ミツマタは葉を沢山つけ、花時とはすっかり姿を変えた。一目では、ミツマタとは分からなくなってしまった。
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撮影:614
 
  記  平成28614()