キバナノマツバニンジンが咲いていた
6月16日(木)
前回(5月28日)訪れた時、ナツツバキは殆どが蕾であった。その後、大分日にちが経ったのでどうなっただろうか気になっていた。
南門を入ると、すぐ目の前にナツツバキの花が咲いていた。今まで何度も来たが、ここにナツツバキがあることに気が付かなかった。目指していたのは、ここから坂を上って行ったところにあるナツツバキであった。坂を上って行くと、花の姿は見えなかった。花が最近終わっているなら、下に花弁が落ちていてもいいのだが、道にはその気配がない。どうしたのだろうか。大分日にちが経ったので、もうとうの前に終わってしまったのかも知れない。下の方は今咲き出しているのに、上の方は終わっているとは不思議である。
ナツツバキ
ナツツバキの花
丘の上広場へ上に上がると、メドハギ、ネジバナに混じり小さな黄色い花が目に付いた。この花は今まで見たことがなく、初めて見る花である。黄色い花弁が5枚で、葉が細く小さい。恐らく園芸品の種類であろうと、調べてみると、資料にキバナノマツバニンジンが見つかった。北アメリカ原産の植物で、造成地などに群生する1年草だという。
キバナノマツバニンジン
これは蕾か花か、何だろう。葉を見ると見覚えがある。この葉はモッコクの葉ではないだろうか。モッコクについては、冬芽は何度も見ているが、蕾や花は余り見ていない。過去の記録を調べると、平成12年7月5日に花を見ていることになっている。その後、蕾や花を見ていないので、思い出せなかった。7月に花が咲くということは、写真はモッコクの蕾ということになる。
モッコクお蕾
平成12年7月5日の記録
水際を見ると、ハンゲショウが見えた。先日は気が付かなかったので、恐らく咲いていなかったと思う。細長い穂状のものが花だという。この穂を見ると、小さな蕾らしいものがたくさんついている。花は両性で小さく、花弁はないというが、いまのところでは詳細は分からない。
ハンゲショウの花序
撮影:6月14日
記 平成28年6月14日(火)