公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

植樹会

615(水)
 
611()、植樹会が行われた。9日、土木事務所から配布された樹木を皆さんで公園に植えた。植えた樹木は、ヤマブキが5本、ムクゲ2本である。ヤマブキは京急沿いの道路側に植え、ムクゲはサクラの樹の近くと、先日開墾した花壇へ植えた。まだ小さいので、来年花をつけるか分からないが、見守りたいと思う。
昨日は暑かったが、今日も朝から暑い。真夏を迎えたようである。今日は昨日より幾分風があるので少しは作業がしやすい。それでも、少し動くと汗が滲んでくる。植樹する樹が7本あるので、7か所穴を掘ることになる。
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植樹する樹:ムクゲ2本、ヤマブキが5
 
最初は、入り口近くのエンジュの樹の脇にヤマブキを植えることにした。スコップで掘り始めると、エンジュの根が引っ掛かる。花壇とはいえ、大きな樹があると、一面に根が蔓延っているので、他の樹が植えにくい。鋸を持ち出し、切断していった。数度スコップで掬い上げると、網の目になった根が出現してくる。これをのこぎりで切断する。この作業が何回か繰り返される。30cm余り掘り下げたところで、自作した腐葉土を入れ、土とかき混ぜる。そこへポットから取り出したヤマブキを置き、土を被せていく。しっかり植え込まれたところを見計らって、次の植込み場所へ移動した。
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植樹されたヤマブキ
 
ここは先日チューリップが咲いたところである。今は雑草が生い茂ってきて、チューリップがあった面影もなくなっている。チューリップの球根から垣根側に寄ったところにヤマブキを4本等間隔に植えることにした。ここは、サツキもなく、垣根になっている樹がないので、ヤマブキが丁度いい垣根になる。
地面にスコップを押し込むと、スコップが入って行かない。ケヤキの根が張り巡らされているからである。クワを持ってきた。クワの刃も断たない。根を解しながらの作業になる。鋸が使われる。クワで掘り起こし、鋸で根を切断する。何回か繰り返すと、30cmぐらいの深さになった。これと同じ穴を4か所掘りあげた。後は先ほどと同じようにヤマブキを1本ずつ植えて行った。
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チューリップの脇に植樹されたヤマブキ
 
ムクゲ2本残っている。1本は先日開墾してあるので、簡単に穴が掘れ、植えることが出来た。最後は、サクラの近くである。先日、この付近も1度開墾したので、たやすく作業が進むと思われた。ところが、掘り始めると、ごろごろ石が出てくる。ここには瓦礫が埋められていることを先輩諸君から聞いていたが、正しくその通りであった。穴は1つだったので、何とか掘り起こし、ムクゲを植えることが出来た。
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開墾したところに植樹された植樹されたムクゲ

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サクラの下に植樹されたムクゲ

植樹をしている間、公園の内外を清掃してくれる人もいる。マテバシイやヤマモモなどの常緑樹は落葉しないと思っている人が多いが、秋に落葉しないというだけで、新葉が出るときには徐々に落葉する。雨風に吹き晒され、落ちてきた小枝や葉が公園の隅にかたまっている。これらを掃き寄せていくと、直ぐに23の大袋が一杯になる。

記  平成28年6月11日(土)