公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ナツメの花を見る

617日(金)
 
 水辺の向こうに白色の蕾のようなものが見える。何だったか考えてみたが、直ぐには思い出せなかったが、コムラサキかも知れないと思いついた。望遠で写真を撮ってみると、やはりその通りコムラサキであった。これと似ているムラサキシキブは既に花が終わりに来ている。
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 近くのネコヤナギの様子を見た。もう花の姿はなくなっている。この姿だけを見たのでは、ネコヤナギとは分からくなってしまった。白色の毛で覆われた枝を見ると、膨らんだ新芽のようなものが見えた。これは来年の冬芽となって行くのだろうか
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ネコヤナギの冬芽になって行くのか
 
 パークセンターへ向かうと入り口近くにムクゲがあり、たった1輪の花をつけていた。ちょっと様子を見るつもりだったが、まさか花が見えるとは思わなかった。ムクゲは花を次から次へとつけてくるので、長い期間花を楽しむことが出来る。中心部にある長いものがめしべで、おしべは雌しべの下の方についているという。
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ムクゲの花
 
 パークセンターの資料を見ていると、水辺にコウホネの花が見えるとあったので、早速見に行った。花数はわずかだったが、確かにコウホネが咲いていた。日が陰っていたせいか、大きくは開いていなかった。
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 コリアの庭園に珍しそうな花があると聞いたので、中へ入った。入口の近くに今まで見たことのない黄色い花が咲いていた。ナツメと記名されている。黄緑色の花弁が5枚あり、先が急に細まっている。これは花弁なのだろうか。葯が5個見えるので、おしべは5本と分かる。めしべを見ると、2つの白いのが見える。先が2つになっているのかもしれない。調べると、先程の花弁は萼で、雄しべを包むスプーンのようなものが花弁だという。
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ナツメ

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ナツメの花

  ネムノキに花が咲いていた。今年始めて見るネムノキの花である。例年7月頃見ている記憶があるが、何だか随分早く咲いた気がする。見ると、まだ蕾が多いので、咲き始めたばかりと思われる。
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ネムノキ

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ネムノキの花

撮影:614
 
記  平成28615()