三渓園ウォーキング 「ハナショウブ」
6月11日(土)
湖と思えるような池を見ながら園内を進んでいた時、前方にハギが見えてきた。「あれっ」と思った。ハギだけを見ていると、ここは秋である。少し咲いたという訳ではない。一面に咲いている光景である。何かここだけに気象異変が起こったような錯覚になる。
このハギの花を見ると、竜骨弁が長く伸びているので、ミヤギノハギになると思われる。
ミヤギノハギの花
再びピンク色のサツキが見えた。日がよく当たる場所なのでよく咲いている。一行の中で、「ここからあそこの塔を入れて撮ると綺麗な写真になる」と教えてくれる人がいた。早速撮影して見た。成程いい写真になっている。
サツキと塔
池の中に小島のようなものが見える。望遠で見ると、何か建物があるようだ。後で調べると、涵花亭というらしい。どんなところかは説明がないので分からない。
涵花亭
次第に花菖蒲園へ近づくと、歩き方も心持早くなる。かたまっていた一団が、長くなってきた。再度サツキが見えてきた。ここのサツキが一番賑やかで、華々しい。よく手入れがされていて花数が多い。松の緑との色彩バランスがよくとれて絵になっている。
綺麗に選定されたサツキ
撮影:6月6日
記 平成28年6月6日(月)