ハンノキの雌花
2月14日(金)
ハンノキの雌花
薄日が出てきたので、昨日に続き同じところへ出かけてみると、日か陰ってしまった。昨日撮影した雌花の写真が不鮮明だったので撮り直した。ハンノキの雌花は、雄花の花序の基の方にあり、小さな花序になっている。昨日の写真で見ると、そこにあるということが分かるが、いざ樹の枝を見ると、雌花の花序は小さく、分かりにくい。枝を寄せて見たが、肉眼では細かなことは知ることができない。接写写真を撮って見たが、余り変わらなかった。鮮明な写真が撮れていないのが原因でもある。
ハンノキの雌花
雄花の花序が茶褐色であるのに対し、雌花の花序は赤褐色であり、ずっと小さい。小さな鱗片が甲羅状に沢山ついている。雌花はその中にあるようだ。何本か赤みを帯びた短い突起がある。これが雌しべのように見える。見たところ、見える雌しべが少ないところから、もしかしたらこれから咲いてくるような予感がする。
ハンノキの雌花
考察
雄花の成長は思っていたよりも早く、今年は既に花粉を飛ばしてしまったようだ。雌花の花序は小さく、雌花の赤い突起の数も少ないので、雌花の花序まだ大きくなる余地があり、雌花の成長はまだのように見受けられる。このことから考えると、先週の雪がなかったら、花粉を残した雄花の花序が見られたかもしれない。
記 平成26年2月13日(木)