公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

アンズの蕾 ―開花が迫る―

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 週末再び大雪になった。ざっと見て30cm近くは積もったようだ。長靴を履いて道を歩くと、ずぶっと深く入り込み長靴の中へ雪が入り込みそうになった。先週も深かったが、今回はほぼ同じか、やや上回るほど積もった。こんな陽気がしばらく続いたので、どこへも出かけることができなかった。
 そこで、雪の降る前に撮影しておいたものをまとめてみた。そろそろウメが終わるとモモやアンズの季節になる。浦島丘には2箇所にアンズの樹がある。樹があるといっても、道の側の花壇と土手にあるもので、個人の持ち物かもしれない。アンズは花だけを見ていると、ウメやサクラに似ている。サクラは開花が少し遅いので、区別がつくが、ウメとは開花が幾分重なるので、区別がつかなくなる。「萼の開き方が違っている」ということなので、注目している。
 2月も中旬に入ったので、アンズの蕾を見ると、やはり大きく膨らんできていることが分かる。枝から小枝を交互に出し、その先に3―4つの蕾がついている。既に、蕾は赤く色づいている。基の蕾は未だ丸く閉じているが。先端の蕾などは芽鱗が緩み始めてきているように見受けられる。
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土手にあるアンズの樹
 
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アンズの蕾
 
 アンズの樹の近くには、キリ、ニセアカシアの樹がある。この2つの樹の冬芽を見ようとした。見つめると、どちらも冬芽のついていそうなところは高いところである。望遠で写真を撮ってみたが、「どこにあり、どうなっている」かさっぱり分からない。もう少し時間を見なくては分からないかもしれない。
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キリ                              ニセアカシア
 
 この2つの冬芽の観察を諦めて、下にあるナノハナの状況を見た。暖かい地方からはナノハナの開花を聞くが、ここでは、葉が広がっているだけで、花茎の存在すら分からない。当然開花までは程遠い。
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ナノハナ 
 
 
  記  平成26年2月16日()