三ツ池公園の冬 10 ―(オトメツバキ)―
2月2日(日)
坂を上ると、右側にナツツバキがある。ナツツバキの木肌には斑点模様があり、これにそっくりなものとして、ヒメシャラなどがある。その違いを調べているが、中々回答へ到達できない。
坂を上ると、葉の落ちたトチノキが2本現れてきた。久しぶりに見たとき、「この樹は何だったか」と直ぐに思い出せなかった。過去の資料を見て、トチノキを思い出し、しばらく幹をみた。トチノキの幹には細かな網の目のような模様がある。この樹には薄っすらとしか入っていない。細かく見ないと、この模様には気がつかない。さらに進むと、滝の広場の上へ出て、そこにあるカエデを見ることになる。カエデも葉が落ちていると、中々分かりにくい
左:コナラ 中央:カエデ
この先は、丘の広場に出る。この辺にはいろいろなツバキを見ることが出来る。道沿いに、シロヤブツバキ、オトメツバキなどがある。オトメツバキは上の方に1輪咲いていた。きれいなピンク色をしている。八重であるので、花の中の方までは分からない。
シロヤブツバキ オトメツバキ
丘の上の広場から上の池の方を見た時、日に照らされて赤く輝いたものが見えた。恐らくサザンカであろうと思って近づくと、予想通りであった。斜面に2本の赤いサザンカが沢山の花をつけている。下にも沢山の花びらが落ちている。ここの階段を下りたところにはカクレミノがある。
三ッ池公園ではサザンカがいろいろなところで咲いている。花の広場、いこいの広場、丘の上広場・・・。赤色と白色があるが、赤色の方が沢山目に付く。花びらを大きく開いたもの、蕾のもの・・・といろいろ見ることが出来るが、散り出したのを見ると、花の最盛期は過ぎたように思える。丘の上の広場
にもきれいにサザンカが咲いていた。
平成26年2月2日(日)