公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

枯れていくタチスズメノヒエ・エノコログサ・メヒシバ

1017日(水)
 
 つい先日まで半袖で生活出来たのだが、長袖生活が定着してしまった。急激に気候が変わってきている。日中はいいが、朝夕は冷たさも感じるようになった。公園の風景も変わろうとしている。
 
イメージ 1
 
 タチスズメノヒエ、エノコログサ、メヒシバ、皆この夏猛威を振るったものだが、そろそろ衰えが見えてきたようだ。人の手が入り、何度も刈られ、そこから生き延びてきたが、やはり自然の力には勝てないようだ。それぞれが次の世代へ命をつなぎ、翌年の準備を始めているように見える。
 イメージ 3イメージ 4イメージ 5
    タチスズメノヒエ              エノコログサ             メヒシバ 
 
 夏の公園を見事なピンクで飾ったサルスベリはほとんど花を落としたが、この樹はまだかすかに花を残している。弱弱しくなっているが、夏の艶やかな姿が偲ばれる。
イメージ 6
 
 モクレンの冬芽の産毛が目立ってきた。枝先にぽつんと芽がついたかなと思っていたら、いつの間にかこんなに大きくなっていた。温かい産毛に包まれて来春の開花の準備が進んでいることだろう。
イメージ 7
 
、このカタバミはシャリンバイの株の中から出て、その上まで上がってきている。約50cmはある。まるでつる性のような植物に見える。カタバミのもいろいろあるというが「こんなものもあるんか」と思った。
イメージ 8
 
北側をシモツケの木で守られ、暖かい日差しを受けてタマスダレが咲いている。見ると、だいぶ咲いた形跡がある。まだいくつか咲いているが、そろそろ花の終わりが近づいた気配を感じる。
イメージ 2
 
  記  平成24年1017日(水)