公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

穏やかな秋晴れの公園

10月16日(火)
 
 穏やかな秋晴れの気持ちのいい日である。公園へ出かけると、すずめが木の枝から地面へ、地面から小枝へと集団で飛び回っている。鳩は何かを探しながらヨチヨチ歩いている。暖かく穏やかな日は、鳥たちにとっても公園は楽園である。
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小枝に止まるすずめ
 
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                 道に降りたすずめ                         道を歩く鳩 
 
 入り口にあるイチョウの木の葉が気持ちのせいか黄色身を帯びてきた気がする。このイチョウは雄株なので銀杏を落とさない。従って、あの異様な匂いがしないし、下の地面も汚れていない。季節感は乏しいが、公園管理には雌株よりいいと思う。木の葉が黄色く色づくと、秋の深まりがぐっと身近に感じるようになる。
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黄色身を帯びてきたイチョウ
 
 この時期に来て、ハクチョウゲ、シャリンバイ、シモツケ、ハナカイドウなどが咲き出している。これらの花の咲く時期とは思えないが、このところ気候が暖かく穏やかなせいかもしれない。中でもぽつんとカンヒザクラ1つのつぼみが開こうとしているのを見たとき「本当なのか」と疑いたくなった。しかし、咲き始めていることは事実である。
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           ハクチョウゲ                         シャリンバイ
 
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             シモツケ                       ハナカイドウ
 
 ほのかな、甘いようなキンモクセイの放つ匂いがする。いま樹木のあるところへ行くと、どこでもこの匂いがする。銀杏のにおいと違い。この匂いは人に歓迎される。小枝の1箇所から5-6本ぐらいの柄を出し、その先に花をつけている。葉のふちは波を打っている。
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         1箇所から5-6本の花                    波を打つ葉のふち
 
 
記  平成24年10月16日(火)