浦島小学校斜面の樹木について
10月9日(火)
3時過ぎ、ちょっと遅いかもしれないが、浦島丘のほうへ行ってみようと思いつき出かけた。昔はこの辺でも結構いろいろな草花が見つかったものだが、最近はそのような世界から遠く離れてしまった。
ここへ来ると、気になるのが小学校の斜面にある大木である。何本かある。1本1本の名前を調べているが、近づけないのでカメラの望遠で判断するしか手がない。少ない情報から判断するので少々不安はある。
試料1
この斜面にこの樹が1本構えている。年数もたっていることが伺える。根元から4―5本に幹が分かれていてどっしりしている。この広い空間を堂々と独り占めしている姿は威風堂々さを強く感じる。
葉の形から判断していった。互生しており、先が急速に細くなっていく。浅い鋸歯があり、葉脈がよく目立つ。今まで見てきたエノキの葉によく似ている。以上のことから判断するとエノキになるようだ。何度も写真で取り直し分かりそうなものを探したが、どうもエノキで落ち着きそうだ。
試料2
東側の斜面の一番右側ある樹である。幹に皮目があり甲羅状に見える。この樹は分かりにくかった。大きな楕円形の葉が対生していることを手がかりに探した。
何回も見に行ったが、いつも成果がなかった。ところが、9月2日に果実を捉えることが出来た。球形の大きな果実がかたまってついている。このことから判断してオニグルミの名前が出てきた。
まだ調べたい樹木があるので、今調べている最中である。後日書き上げたいと思っている。
記 平成24年10月9日(火)