オオマツヨイグサの検索
10月30日(火)
やや曇り空であまり天気は芳しくない。カメラを持ち散歩がてら公園へ出かけた。タンポポ、ノゲシの黄色い花が鮮やかに見える。シャリンバイやシモツケも復活して咲いている。特に、シモツケは花が多くなり、淡いピンクが可愛らしさを増している。
マツヨイグサの中にもいろいろあることが分かっている。この花を最初に見たとき、アレチマツヨイグサと思っていた。しかし、花びらの形からオオマツヨイグサに近いと思い直した。だが、絶対的な自信はなかった。そこで、掘り下げて見直してみることにした。
観察事実
茎 茶褐色を帯びる、白毛がある
葉 長さ…9cm 幅…2.5cm 表裏… 微毛がたくさんある、裏の葉脈上の毛は長い
花弁 横…2.5cm たて…2.5cm 幅広のハート型、上部中央が少し凹む
めしべ1本、先端は4つに割れる おしべ8本
果実 長さ…1.7cm
|
葉は対生または互生し、托葉はない。花は両性で放射相称。花床は子房に合し、それぞれ筒状となる。……とある。
属の検索
「花は4数からなる。果実はさく果で……種子の表面に刺毛はない」を選ぶ。
花は黄色なので、次の選択では
「葉は互生。さく果は胞間裂開または不規則に裂け、種子に毛はない」を選ぶ。
葉は互生
果実
種子
アカバナ属が外れる。
「花は大きく、がくは脱落性」を選ぶ。
すると、マツヨイグサ属に達する。
属からの検索
「葉は分裂しない」を選ぶ。
葉
ここで、コマツヨイグサが外れる。
「花弁は長さ4cm内外、果実は長さ2cm以下」を選ぶ。
花
最終的にはオオマツヨイグサに到達する。
記 平成24年10月30日(火)