公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

仲町台付近の公園

自然生態園「ヤクシソウ、ノコンギク、カラスウリ、サンショウ、サルトリイバラ、」

11月16日(金) 保健活動推進委員会主催のウォーキングの後、自然生態園へ寄ったので、大分遅くなって仕舞まったが、記事を書き留めておくことにした。 自然生態園へ入ったのは午後3時ごろになっていたので、園内は薄暗くなっていた。それでも時折何人かが訪…

自然生態園「イノデとベニシダの区別、ガガイモの蕾」

9月6日(木) 少し進むと、イノデとベニシダが隣り合せになっている光景に出会った。こういう機会は滅多にないと思い、写真に収めた。ベニシダは直ぐ傍で見て来たばかりなので、まだ目に残っている。柄を見ればどうやらこの2つは区別できるようになったが、…

自然生態園「カゼクサ、シロバナサクラタデ、ベニシダ」

9月5日(水) これはカゼクサではないだろうか。まだ穂が少なく、注意して見ていないとその存在に気が付かない。以前、カゼクサの細長い葉の中央に凹んだ溝が見られ、裏側では凸型となっていることに注目した(資料1)。この草の葉を見ると、この特徴が見ら…

自然生態園「イネ、カヤツリグサ、 ユウガギク、 ヒデリコ、ミドリヒメワラビ」

9月4日(火) 水田のイネを見て、果実が出来ているのではと思い写真を撮ってみると、雄しべや雌しべが見えるので、果実になるのは未だだと分かった。8月15日舞岡公園のイネは、確か花期を終えていると思ったが、地域によってこれほど違いがあるのだろうか。…

自然生態園園「メハジキ、ゲンノショウコ、イヌトウバナ、ヒヨドリバナ、タカサブロウ」

9月3日(月) 作業場のベンチで休憩をとった。目の前の水田や後背地の崖などを見ていると、数人が花を見にやって来た。「これがキツネノマゴだよ」などと植物名を話しながら過ぎ去っていた。1組の親子連れも現れた。子供はメモ用紙を持っている。夏休みの宿…

自然生態園[ヒメワラビ、アブラガヤ、ホシダ]

9月2日(日) 水路の脇にシダが見えた。見ると先ほど見てきたミドリヒメワラビのように思えた。これに似たシダはいろいろあるようで、なかなか名前が分からない。ミドリヒメワラビの特徴は小羽片に短い柄がある。そこで、小羽片をよく見た。小羽片の柄は中軸…

自然生態園「ヤブソテツ、ゼンマイ、ヌスビトハギ、キンミズヒキ、ヤブラン、メドハギ、サンカクイ、ミソハギ」

9月1日(土) 水路沿いにヤブソテツらしきシダが見えた。今まで見て来たヤブソテツは葉が束生しているようには見えなかったが、この姿からは束生しているのがはっきり分かる。小葉の数も多いので、数えてみた。小葉は17対あった。大きさを測定すると、柄が20…

自然生態園「キツネノマゴ、ベニシダ?かそれともトウゴクシダか?」

8月31日(木) 緑道を抜けると、広場へ出た。広場は太陽が照り付けていて暑い。ゆっくり草でも見ようと思っていたが、一つのところでじっと見ていることは出来ない。見渡すと、太陽が照り付けているところはメヒシバ、シマスズメノヒエが大半を占めている。…

自然生態園「イヌワラビ、ミドリヒメワラビ」

8月30日(水) 久しぶりに仲町台にある自然生態園へ出かけた。今日はいろいろな とタデ類、それからシダ類を見ようと考えている。バス、地下鉄に乗っている間は冷房が利いていて気持ちがよかったが、一端駅の構内を出ると、残暑の厳しい暑さが攻撃してきた。…

名前が分からなかった樹 「ミズキ、コブシ、シダレザクラ」

11月24日(金) 再びサルトリイバラが見えて来た。今度は果実が無いが、背丈が高く、つるが長い。こんなに大きいサルトリイバラを見るのも久し振りである。昔、このつるを引き千切ろうとして、千切れなかったことを思い出した。このつるは非常に強い。 サル…

ヤクシソウ

11月23日(木) 時期が外れていたので、水田の周りには見るものが殆どなかった。残念な思いをしながら、何かを求めて山へ入り始めた。すると、ムラサキシキブの果実が見えた。コムラサキは、長い間果実が残っているが、ムラサキシキブは、この時期だとほとん…

シロヨメナの舌状花と円筒花

11月22日(水) 今日の目的である生態園へ入った。何か珍しいものが見られるか期待していたが、時期が遅くなったので、その可能性が薄いように思えて来た。 入って、直ぐ目に入って来たものは赤いガマズミの果実であった。丁度太陽の光が当たっていて、果実…

この幹はムクノキだった

11月21日(火) セキレイの道を進み始めたとき、白色っぽい幹をした樹が目だってきた。「この樹は何の樹だろうか」と考えながら歩いていた。赤茶色をした線模様があるので、アカメガシワの気がするが、葉を見ないと何とも言えない。葉は上空にあるので、下か…

せきれい緑道の黄葉と紅葉

11月20日(月) せきれい緑道を進んでいると、左側に初めて見るような樹が現れた。葉が丸く柄が長い。一見ガマズミに似ている。しかし、ガマズミの葉はこの葉より一回り大きい。冬芽を確認したが、いつも見るガマズミの冬芽とは違うようだ。そこで、ガマズミ…

イヌシデの黄葉

11月19日(日) 今年は秋が無く、一気に冬になったようだ。このところいい天気が続く。今日も天気がよさそうなので、昼頃、都筑の生態園へ出かけた。 地下鉄の駅を降り、せきれい緑道へ出ると、正面に紅葉の景色が見えて来た。周りを見ると、下草は綺麗に刈…

フタリシズカが咲いていた

6月20日(火) 水田の畦道を見ると、花らしいものは何もない。この時期はこんなものだろうか。多くは刈られてしまっていることもあるようだ。こまめに見ていくと、黄色い花が見えた。感じからこの花はケキツネノボタンと考えられる。萼の反りかえり、花茎の…

ミクリの雄花と雌花

6月18日(日) 山側に見える大きな葉をしたものは何だろうか。大きな株のように見えるが、アップ写真を見ると、5~6本の茎が見え、それぞれの茎から大きな葉が出ている。葉は複葉のように深く切り込まれ、鋸歯がある。この葉の形から類推すると、アザミを思…

この花はサジオモダカの花になるか

6月16日(金) 茅ケ崎公園の下にある。池の近くへ降りて行った。すると、池の向こう側に白色の花が見えた。花の感じからすると、ミズキと思える。今年見てきた中では、ミズキは既に花期を終えている。確かにミズキだろうかと確認しに近づいて行った。花を見…

セキレイの道に見る花

6月15日(木) 久し振りに都筑区にある自然生態園へ出かけた。ここは日曜日と祭日にしか入れないので、前から何度も考えていたが、中々機会が巡ってこなかった。セキレイの道へ出ると、駅からの繁華街が嘘のような静けさで、沢山の緑に包まれている。ランニ…

ミズキとシロダモ

10月24日(月) 作業場の裏に雑木林がある。ここの斜面が上へずっとつながっているものと思えたが、よく見ると、直ぐ上に道路がある。ここの自然生態園へ入ってしまうと、環境が一変してしまったので、四方八方にこのような田園の風景が広がっているものと思…

ヤクシソウを調べる

10月23日(日) ヤクシソウ 都筑の自然生態園の中に大きなヤクシソウがあった。今までイメージとして描いていたのは人の背丈よりも低く、茎は頑健でない草本類であった。葉の基部が茎を抱いている点が特徴となっているので、葉を見て、これがヤクシソウなの…

アマドコロ とナルコユリの検索

10月22日(土) 先日、ナルコユリ、チゴユリ、ホウチャクソウ、アマドコロについて考えてみた。しかし、まだ分からないことが多い。花が咲いていれば、手掛かりが出てくるのだが、この時期は花以外に手掛かりを求めなくてはならない。 試料1 試料2 保育社の…

赤いススキとヒヨドリバナの花のつくり

10月21日(金) 10月2日に来たときから赤みを帯びたススキが目立ってきた。これは確かにススキなのだろうか。日頃見て知っているススキの穂は白色である。この赤味を帯びた穂を見た時、セイバンモロコシが枯れ始めたものではないかと思った。葉を触ってみる…

ヤクシソウの花が見つかった

10月20日(木) 先程は、ヤクシソウとヒヨドリバナに混乱させられた。自然の魔力には本当に驚いた。少し坂を上って行くと、そのヤクシソウが花をつけていた。「先程この花が咲いていればこんなに惑わされることがなかったのに・・・」とヤクシソウの名前が頭…

このつる性のようなものはヤクシソウであった

10月19日(水) 水田をひと回りして湿原へ戻った。湿原にはアブラガヤとコガマが目立ち、その隙間をミゾソバが埋めている。水面がどこにあるかは分からない。ガマには、ガマ、ヒメガマ、コガマがある。この3つをきちんと識別したいが、ガマは水の中にあり、…

これはサヤヌカグサだろうか

10月18日(火) 水田の畦道は楽しみの多いところである。畦道へ下りて行くとオオイヌタデが見えた。名前の通りタデで、背丈、葉、穂とも他のタデとははるかに大きいので、オオイヌタデと分かる。市内の公園をいくつか歩いているが、オオイヌタデはここでしか…

ボントクタデを見る

10月17日(月) 山側の日陰に入ると、暑さが和らいできた。青いツユクサに目が入った。どういう訳か日陰の中のこの緑が鮮やかに見えてくる。ツユクサは早朝に開花して午後には萎むといわれている。1度調べて見たいと思っているが、まだ体験していない。 ツユク…

オギの小花

10月16日(日) 自然生態園に入って直ぐに目についたのはタイアザミである。道の右側の土手にいくつも咲いている。下の方の葉は大きく、また深く切れ込みがあり、先端は尖っている。秋に咲くアザミは、このタイアザミかノハラアザミになるという。この2つの違…

シロバナサクラタデ

10月15日(土) 草原を出て自然生態園へ向かった。左側に昔の自然が残されている。住宅地と隣り合わせた細い雑木林だが、近くの人には憩いの場所になっている。町の中の公園と違い、ごみが見られないのが自然の美しさをより強く感じさせる。川沿いに進むと、沼…

イヌコウジュの検証

10月14日(金) 草原の中の雑草は、太陽の日をいっぱい受け、青々としている。長閑で、静寂な環境にある。ベンチでは、裸になり日光浴を楽しんでいる人もいる。子供を連れた家族がやって来た。草原の隅にある池を見つめている。何かが目に付いたのだろう。池…