公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

#生物学

円教寺「摩尼殿の案内板、千年杉、スミレモとマメヅタ、大講堂、常行堂、タカオモミジ、トウカエデ」

11月18日(日) 円教寺摩尼殿の案内板によると、「天禄元年(970年)創建とされ、桜の霊木に天人が礼拝するのを見た性空上人が、その生木に如意輪観音像を刻み、これを本尊とする堂を築いたのが始まり」と書かれていた。その時の桜の霊木となると、当時はソ…

好古園「ナラガシワ、白色のフジバカマ、ホトトギス、サルベリ、ケヤキ」

11月16日(金) 再び、ナラガシワの樹が現れた。今度は背丈が低く、冬芽を見ることが出来そうだ。枝先を見ると、葉とともに毛の多い冬芽が見えた。色、つくりはコナラの冬芽に似ているが、ナラガシワの冬芽は毛が多く、先が尖っていない。 ナラガシワの冬芽 …

自然生態園「ヤクシソウ、ノコンギク、カラスウリ、サンショウ、サルトリイバラ、」

11月16日(金) 保健活動推進委員会主催のウォーキングの後、自然生態園へ寄ったので、大分遅くなって仕舞まったが、記事を書き留めておくことにした。 自然生態園へ入ったのは午後3時ごろになっていたので、園内は薄暗くなっていた。それでも時折何人かが訪…

好古園「ナラガシワ、ケヤキ、ツワブキ、池、滝と清流、ナツハゼ、ヤマボウシ、サザンカ」

11月15日(木) 姫路城を出て、直ぐ近くの好古園へ向かった。さすがの姫路城だけあって、観光客が多い。駐車場には観光バスが何台も止まっている。 好古園へ着いた。下記の資料によると、「好古園は姫路城の西側にあった武家屋敷の跡地に造られた日本庭園」…

舞岡公園「ノハラアザミ、ガマズミ、ホシダ、リョウブ、ナツツバキ、アカシデ」

11月15日(木) ネムノキ休憩所からの水路沿いに見られるアザミは、総苞片がタイアザミのように反っていないので、タイアザミとは少し違っているようだ。昨年、いろいろ調べ、ノハラアザミではないかと見てきた(資料1)。しかし、ノハラアザミの特徴である…

姫路城「イチョウ並木、クスノキ、ジュウガツザクラ、エノキ」

11月14日(水) 姫路駅から姫路城へ向かった。城へ通じる道は直線で、広い。正面に城が見えるので、近づくに従って、城が大きくなって来た。他では見られない町づくりである。城へ近づくと、イチョウの樹が見えてきた。この街路樹の中央のイチョウは黄葉し、…

舞岡公園「マユミ、アキノウナギツカミ、ノコンギク、フジバカマ、クマノミズキ」

11月14日(水) 舞岡公園でトリカブトを見たのは初めてであった。猛毒の印象の余韻を残しながら、歩き始めると、マユミの果実が見えてきた。つい最近まで、緑色で目立たなかったが、ピンク色になり色が濃くなって来ると、人の目を惹くようになった。今は未だ…

栗林公園「天女嶋(てんにょとう)、楓嶼(ふうしょ)、エドヒガン、飛来峰からの南湖の眺め、アラカシ、チャノキ、ハナミズキ」

11月13日(火) 掬月亭の前の池は南湖で、その中に楓嶼(ふうしょ)、天女嶋(てんにょとう)、杜鵑嶼(とけんしょ)の3つの小島があり、水とあいまって綺麗な公園をつくり出している。 これは天女嶋(てんにょとう)と呼ばれている。中央にある大きな樹は何の樹…

舞岡公園「ホタルブクロ、ナギナタコウジュ、シラヤマギク、クコ、ツリガネニンジン、シラヤマギク、トリカブト」

11月13日(火) 背丈の低いホタルブクロの花が咲いていた。一瞬、「これはどうしたものだろか」と思った。ホタルブクロは、普通7月~8月に咲く。出遅れたホタルブクロが、気候の異変で花を咲かせたものと考えられる。花は、思っている以上に自然の変化に敏感…

栗林公園「桶樋滝、エドヒガンの冬芽、ソテツ、ハゼノキ、掬月亭(きくげつてい)」

11月12日(月) 桶樋滝へやって来た。広い公園の縁に見られる滝なので、自然の滝と思ったが、案内板を見ると、「藩主の観賞用としてつくられた滝で、現在は、西湖の水をポンプアップして流水している」という。そういわれてみると、滝の縁の岩の割れ方が不自…

舞岡公園「フジバカマ、ヤマハッカ、ヤクシソウ、オミナエシ、ミツマタ、クサギ、ホトトギス」

11月12日(月) 裏庭へまわるとフジバカマがあった。フジバカマは先ほど瓜久保休憩所を出たところで見て来たばかりである。「ここにフジバカマがあったろうか」記憶からすっかり消えてしまっていた。分布図をつくっておく必要性を感じた。過去の資料を見直す…

栗林公園「マツ、ハス、ムクロジ、ニンジンボク」

11月11日(日) 遅くなったが、JR栗林公園北口から栗林公園へ向かった。丸亀城を見学していた時は日が出ていて、暖かったが、栗林公園北口へ降りると、寒さを感じるようになった。ここへ最初に来たといは、駅から栗林公園までが遠く感じたが、今日は2度目の…

舞岡公園「リョウメンシダ、コウヤボウキ、ホトトギス、ツワブキ、ナギナタコウジュ」

11月11日(日) 古民家の入口へやって来た。先日、ここの門の前にリョウメンシダがあるのに気が付いた。リョウメンシダは名前の通り、どちらが表か裏かよく見てとも分からない。先日、たまたま裏を見ると、下の方の羽片に胞子嚢が見えたので、こちらが確かに…

丸亀城「城壁の算木積み、ズメノヒエ、ハナカタバミ、城壁の崩壊」

11月10日(土) 丸亀城は石垣の名城として知られているので、一角を撮影した。ここでは、算木積みの様子を見ることが出来る。算木積みとは、直方体に加工した石を用い、石の長辺を石垣の角の両面に交互に出す積み方である。 算木積み 下りてくると草原があり…

舞岡公園「イボタノキ、オギ、ウツギ、ハンノキ、タカトウダイ、ノイバラ」

11月10日(土) 中丸の丘を下りると、古民家の北口へ出る。ここの門を入ったところの右側にイボタノキがある。ここのイボタノキの存在に気が付かなかった時は、中丸の丘などでよく探したことがあった。イボタノキの葉の先は幅が広い。葉の上に出た枝に果実が…

丸亀城「天守閣の高台からの景色、天守閣、アキニレ、オオユウガギク、ジュウガツザクラ」

11月9日(金) 天守閣のある高台へ来ると、高いところだけあって、ここからは見上げるものがなく、すべてのものを見下ろすだけである。下界にはぎっしりと海まで建物が建ち並んでいる。昔は緑が広がり、家などは隠れるぐらいしかなかったことと思われる。高…

舞岡公園「フジバカマ、シロヨメナ、オニグルミの冬芽、マユミとサクラ」

11月9日(金) 瓜久保休憩所を出た前に畑が広がっている。この畑は民有地との札が立てられている。この民有地の畑に、毎年フジバカマが咲いてくる。今日も赤みを帯びたフジバカマが咲いてきた。以前から白色のフジバカマがあるということで、似たヒヨドリバ…

丸亀城「菊花展とハゼノキ、ノグルミ、アラカシ」

11月8日(木) 丸亀駅に降りると、明るく視野が開けていた。高い建物がなく、遠くの空気が近寄って来て、遠くへ去っていくような大らかな雰囲気が感じられた。 丸亀駅 晴天の中を、丸亀城へ向かって進み出した。町の中は道幅が広く、都会のようなごみごみし…

舞岡公園「サワグルミの冬芽、ニシキギの冬芽、タイアザミ、ウメの冬芽」

11月8日(木) 前田の丘から山道を下っていくと、瓜久保へ出る。このカッパ池の畔で何時も見ているのは、イヌシデとソシンロウバイ、サワグルミである。今日はソシンロウバイとサワグルミを見た。ソシンロウバイは初春に咲いてくる。今年は1月27日に開花を見…

舞岡公園「ヤマボウシの冬芽、アワブキの冬芽、アブラススキ、コブシの冬芽、イヌトウバナ」

11月7日(水) サクラの樹に並行してヤマボウシの樹がある。この樹には白色の斑点がある。先程のエゴノキの幹は一見このヤマボウシの幹に似ていた。ヤマボウシの冬芽は小さな弾丸型をしている。よく見かける冬芽は中央付近に膨らみが見られたが、この冬芽は…

舞岡公園「ハゼノキの果実、アカメガシワの冬芽、クリの冬芽、ヤマハッカ、エゴノキの冬芽」

11月6日(火) 草原の奥にいろいろな樹木がある。一番右側には、綺麗に紅葉するハゼノキがある。今日は、綺麗な紅葉の姿が見られるのではと、期待していたが、いざ見ると、既に、葉は一枚もなく、紅葉は終わっていた。残念に思いながら見ると、小さな粒が塊…

舞岡公園「ホシダ、セイタカアワダチソウ、ハナタデ、エノキグサ」

11月5日(月) 秋晴れの日になったので、久しぶりに舞岡公園へ出かけた。今日は、地下鉄の駅を出ると、直ぐに坂下口方面へ向かうハスが来たのでそれに乗った。 久しぶりに見る舞岡公園の樹々も薄らと色づき始め、秋が深まったことを伺わせていた。前田の丘へ…

神奈川公園「ケヤキやスダジイ、コブシ、アオギリ、タラヨウ、ノイバラ」

11月4日(日) 公園の西側は草原が広がり、東側はケヤキやスダジイ、サクラなどの樹木が植えられている。草原側から、東側の樹木を見ると、手前はスダジイなので、紅葉はしないが、奥のケヤキが紅葉し始めているのが分かる。今年は塩害で紅葉が美しくないと…

反町公園「ナンキンハゼ、モミジバフウ、ヒメシャラ、ユズリハ」

11月4日(日) 同じ広場の南側にナンキンハゼがある。この樹も落葉樹なのだが、カツラとは対照的に葉をぎっしりつけており、果実も沢山ついている。先日、この近くのJRの土手で、ナンキンハゼの繁茂している光景を見たが、もしかしたら、ここからヒヨドリな…

神奈川公園「クロガネモチ、ヒメジョオン、イヌホウズキ」

11月2日(金) 今日は天気が余りよくないが、大分ご無沙汰した神奈川公園へ出かけた。近くの公園ではここが一番広く草木もたくさん植えられている。ただ残念なのは、ここを利用している人のマナーである。ベンチには愛護会の人によって、「ごみは持ち帰って…

四季の森公園「冬芽(ヤマザクラ、エゴノキ、マルバフジバカマ、トリカブト)」

11月1日(木) この四季の公園のサクラというと、ソメイヨシノというよりヤマザクラになる。目の前にサクラの枝が出ている。枝先の冬芽を見ると、赤茶色で、細長の楕円形をしている。芽鱗には毛がなく艶があり、ヤマザクラの冬芽の特 ヤマザクラの冬芽 沢山…

四季の森公園「冬芽(マユミ、ヤシャブシ、ムクノキ、キブシ、クリ)」

10月31日(水) この細い湿原沿いには藪からいろいろな樹木が枝を伸ばしているので、春夏は花を、これからは冬芽を見ることが出来る。 ヤシャブシの樹を取り囲むようにマユミの樹があり、冬芽が見える。マユミの葉は対生しており、その葉腋に1つずつ冬芽が出…

四季の森公園「ヒメグルミ、シナサワグルミ、トリカブト、ヤマグワの冬芽、ヤマボウシの冬芽、コブシの冬芽」

10月30日(火) 芦原湿原を左に見ながら進んで行った。湿原や藪の植物は秋も深まり、緑色が褪せて来た。一番奥にカモメヅルがあるが、もう分かり難くなっている。ここから右へ行くと不動の滝へ通じる。ここはもうすぐ紅葉で美しくなるところである。ここの入…

四季の森公園「シャクチリソバ、チャノキ、シラヤマギク」

10月29日(月) 先日、大きなソバの花が咲いていたが、その時は名前が分からなかった。後で調べると、シャクチリソバと分かった。名前が珍しいので、語源を調べると、ウィキペディアでは、『シャクチリの語源は不明だが、「本草綱目」に用いられた種名であり…

四季の森公園「アイノコセンダングサ、ユウガギク、チカラシバ、ザクロソウ」

10月28日(日) アメリカセンダングサによく似た花が出て来た。この花の頭花の下の総苞を見ると、放射状に伸びていない。従って、これはアメリカセンダングサにはならない。花の一部に白色のものが見えるが、よく見ると、これは舌状花ではない。するとシロノ…