公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

オオイヌノフグリが咲く - 春だ -

2月28日(木)
 
 昨日の寒さがうそのような暖かい日になった。もしかしたら「浦島公園のジンチョウゲが咲き出しているかも知れない」と思い午後になって出かけた。
 
 入口へ近づくと、オオイヌノフグリが咲き出しているのが見えた。そろそろ咲くと思っていたが、今日咲くとは思っていなかった。「暖かで、春だなぁ」と実感した。太陽の光のもとで、青白く顔を広げたこの花の姿を見ると、毎年「ああ春が来た」と実感する。小さな花だが、青い花びらに細い白色の筋が入っているところが美しさを引き出させる。中央に白色のめしべが1本あり、その脇に2本のおしべがあるのが分かる。おしべ、めしべの根もとに短い毛があり、その先に丸い粒がついているように見える。確かにあるのかまだ確認できていない。よく調べてみようと思う。
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オオイヌノフグリ おしべ、めしべが見える
 
 オオイヌノフグリと同じところにスズメノカタビラが見える。葉が長く生き生きしている。花もスズメノカタビラとはっきり分かるくらい大きくなっている。
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スズメノカタビラ
 
 オオイヌノフグリ、スズメノカタビラを見た後、サクラの蕾を見た。大きく膨らんできているが、依然として開花には遠いようだ。冬芽は艶がありきれいに見えている。
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 サクラの蕾 まだまだ堅い
 
 今日の目的であるジンチョウゲのところへ行った。どういう訳か、ジンチョウゲには元気がない。萎れかけているようで、開花しない恐れがありそうな気がした。「ここまで蕾が大きくなってきているのに」と思いながら、よく見ると1つの花が開き始めていた。思わずほっとした。このまま咲き出してくれることを願っている。
 
 
  平成2528日(木)