公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

岸根公園で見る野鳥

1月24日(木)
 
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岸根公園ひょうたん広場
 
  冬場は植物についてはもっぱら冬芽の観察が中心にならざるを得ない。冬芽を見ているうち、近くをちょろちょろする野鳥が目に付くようになった。そこで、冬場に見られる野鳥も追ってみることにした。
 岸根公園を訪れる野鳥にはどんなものがいるだろうか。岸根公園についての資料を調べたが、それらしいものは見つからなかった。そこで自分で調べてみることにした。
 
 公園の入り口にある池の周りは林のようになっていて、野鳥の食べ物も豊富にあるようだ。林に近づくと、「ピッー、ピッー」と声がする。小鳥が上の枝を飛び回っている。鋭い顔つきをしている。尾は長い。頭の辺が分かればと思い、何枚も望遠撮影をした。その中に、頭上の毛が分かるものがあった。ヒヨドリであることが分かった。この野鳥には、最近いろいろなところで出会う。ここでも出会うことになった。
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 ひょうたん広場に、小さいがやや小太りな野鳥がいた。羽がオレンジ色を帯びている。腹部には黒色の斑点模様が見える。目の周りから耳にかけて黒褐色がかっている。足、嘴は灰色。頭部は黒く見える。色彩がきれいである。ツグミと思える。
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 ツグミを追いかけていると小さな野鳥がひょっこり現れた。チョコチョコと足早に動くので写真が撮りにくい。瞬間、瞬間に何枚も撮影した。ハクセキレイセグロセキレイどちらだろう。この区別は「頭部の模様を見分けることだ」と図鑑にあった。動くものの頭部を鮮明に撮影するのは難しい。何枚も撮影してみた。目の部分が細く黒くなっている。ここがハクセキレイの特徴になる。この野鳥はハクセキレイになる。
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 「ムクドリはいないのだろうか」と探してみた。時間をかけ探したがなかなか見つからなかった。最初の池の近くに来て、再度ヒヨドリを見ていた。もう一度撮影しようと撮影してみた。遠くからはヒヨドリと見えたものが、何んとムクドリだった。この2種類は同じようなところにいる。もちろん一緒にはいない。ムクドリは小太りで、嘴、足がオレンジ色を帯びている特徴がある。樹の上にひょっこり止っているところを撮影できた。
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  記  平成25年1月24日(木)