公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ブンゴウメ、サンシュユが満開になる

313日(月)
 
 パークセンターの隣にコリア庭園がある。三ツ池公園の中でも、ここは日頃よく手入れがされていて別格な存在になっている。その庭園の入り口のブンゴウメが満開になった。色々なウメを見ていくうち、このブンゴウメの萼が真紅で、開花時には反り返ることが分かってきた。しかし、未だ、アンズとの違いは分からないままである。また、アンズとブンゴウメの雑種もあるという。「奥が深いなぁ」と思っている。
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ブンゴウメ

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 ブンゴウメ:萼が反り返る

 庭園は白砂利が綺麗に引かれ、美しい庭園を醸し出している。門を入ったところにコウバイ、ハクバイがある。先日コウバイを見た時は勢いがなく、花が終わってしまったのではと思っていたが、今見ると花がよく咲いている。先日の見方が不十分であった証拠になる。ハクバイは前回同様よく咲いている。でも、花数は昨年よりは全体に少ないようだ。
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左:コウバイ 右:ハクバイ

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コウバイ

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 ハクバイ

 先程、沼の近くのサンシュユの小花が外へ出て来たことに触れたが、ここのサンシュユは見事に咲き誇っている。このサンシュユを見た時、暫くここで足が止まった。来た人、来人が、「うわーすごい、満開だね」と声を上げている。この姿が満開の姿になるのだろう。手入れが行き届いているので、樹形からして見事そのものである。
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 サンシュユの小花
 
 コリア庭園の脇からいつも見るムラサキシキブのある藪へ入って行った。藪の中の足元は大分整理され歩きやすくなっていた。しかし、よく見ると、ムラサキシキブの本数が大分少なくなっているようだ。小さな小枝が整理されたのかも知れない。しかし、ムラサキシキブの冬芽を見るのには支障がなかった。冬芽は枝から対生に伸びている。この冬芽は裸芽で、よく見ると、葉を連想できる。
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撮影:39

  記  平成29310日(金