カワヅザクラとオオシマザクラの比較
4月26日(火)
暖かく気持ちのいい日になった。今日の空気は清々しい。舞岡公園ではそろそろキリが咲くのではないだろうかと思い、出かけた。
えのき休憩場へ向かうと、天気がよいせいか、子供連れが沢山見えている。子供の声がにぎやかに聞こえる。カワヅザクラ、オオシマザクラを見た。もうすっかり沢山の葉で覆われている。よく見ないとこれがサクラの樹とは分からなくもなってきた。今日は葉を見ることを考えている。
2つの葉を見たが、違いを見つけるのは難しい。大きさは個々の葉によって違うので明確に言えないが、ほとんど同じように見える。両面無毛、葉柄の上部に2つの蜜腺がある点は共通している。果実はカワヅザクラの方が幾分大きいようだ。
長さ:12cm、幅:7cm、葉柄:赤みを帯びる
長さ:12cm、幅:7.5cm、葉柄:赤みを帯びない
エノキの花を見たかったが、既に花が終わり、果実になってしまっていた。油断をしたと思った。果実は緑色で、ほぼ球形になっている。直径は約0.7cm。
エノキの果実
おおなば橋橋を渡り、アカシデを目指すために元へ戻ると、ピンクのツツジが咲いていた。見るからに綺麗である。町の中でもすでにツツジの開花が見られ始めている。この辺りにはハギの樹があったので、探したが、剪定されたせいか面影がない。右側に僅か1株が新芽を出しているのみだった。
ばらの丸橋では、カエデとアカシデを見ることが出来る。カエデを見ると、既に果実が出来ている。先日、雄花、雌花が混在しているのを見たので、ここ樹はどうだろうかと見た。すると、やはり混在していた。直ぐ隣のアカシデには花の姿は見えなかった。新葉が伸びている姿が目に留まった。これは雌花の成長と分かる。この内側に果実があるというので覗いてみたが、よく分からなかった。
アカシデの雌花
アカシデの雌花
撮影:4月25日
記 平成28年4月25日(月)