公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

中央公園のソメイヨシノとヤエベニシダレ

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 中央公園のサクラが綺麗だと聞いていたので、湯沢駅から向かった。タクシーの運転手さんが対岸のサクラ並木が見頃になっていると案内してくれたので、そちらを先に見ることにした。
 魚野川沿いにサクラ並木が見える。白色の色からソメイヨシノであることが分かる。ほぼ満開で、見事な景観になっている。
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 魚野川沿いのソメイヨシノ

 ソメイヨシノの並木を見るために橋を渡った。並木は一段高いところにある。道を真っ直ぐ見通すと、此方のサクラ並木は花数が少ない。咲いている花は赤みを帯びている。此方のサクラはベニヤマザクラかもしれない。
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 ベニヤマザクラの並木?

 階段を上ると、そこは広いグランドになっていた。そのグランドを取り巻くようにソメイヨシノが植えられている。先程見たソメイヨシノは、グランドの川側に植えられたものだった。ソメイヨシノの内側には、緑の葉の茂るヒマラヤスギが植えられていて、薄いピンクと緑のコントラストが綺麗に映って見える。
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広いグランド

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 橋を渡り中央公園のサクラを楽しむことにした。サクラは道沿いに植えられている。ところが、ソメイヨシなどを除くと、どの樹も赤い蕾ばかりで、花がない。開花にはまだ早かったようだ。赤い蕾を触ると、粘々した。ベニヤマザクラの蕾には粘性があると聞いた。この並木のサクラは、ベニヤマザクラのようだ。
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ベニヤマザクラ?:花がない

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蕾:粘々した
 
 公園内のソメイヨシノオオシマザクラは満開である。シダレザクラが一際目立つ。片隅のコブシも満開である。
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コブシ
 
 斜め上へ枝を伸ばした大きな樹が聳え立っている。葉が1枚もついていないので、奇妙な形に見える。このような光景をよく公園で見かける。この樹はメタセコイアと思う。
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 メタセコイア

 ヤエベニシダレが次々と出てくる。同じシダレザクラでも赤みを帯びると一段と美しさが増してくる。
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ヤエベニシダレ

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ヤエベニシダレ

 直ぐ近くにちょっと変わったシダレザクラがある。どう見てもこのサクラはオオシマザクラ系である。オオシマザクラシダレザクラはあまり聞かないが、こういう現象も起こるのだろうか。
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撮影:416

  記  平成28421()