ネバリノミノツヅリ、スズメノチャヒキ、シナダレスズメガヤ
6月1日(月)
ハコベに似た小さな花があった。ハコベの花弁は5枚で、先が割れているので、10枚に見える。今見ている花の花弁は5枚だが、先が割れていない。葉も小さい。茎には毛がある。がくを見ると毛のようだが、ちょっと違ったものがあるようだ。調べると腺毛らしい。ノミノツヅリの中のネバリノミノツヅリらしいようだ。
ネバリノミノツヅリ
水路の土手にヒメジョオンが咲いていた。いよいよハルジョオンに勢いがなくなり、ヒメジョオンが花期に入ったようだ。ヒメジョオンは全体が明るい緑色で、花茎は真っ直ぐ伸び、花は幾分小さいので、よく見れば、ハルジオンとの違いが分かる。
スズメノチャヒキが見えた。スズメノチャヒキは一見イヌムギに似ている。小穂をよく見ると禾が長いことに気が付く。小穂の柄も長く、全体が傾くように咲いている。
スズメノチャヒキ
「この植物は何という名前名のだろうか」と見る度に考えてきた。実物を見る機会が稀なので、中々名前を決めかねている。いま穂が出始めたばかりのように思える。穂が小さいものは真っ直ぐ伸びている。少し長くなると、枝垂れるようになる。よく見ると、花が咲いていた。色々な特徴をメモしておいて、調べて見ると、シナダレスズメガヤの名前が出てきた。確信はないが、シナダレスズメガヤでよさそうな気がする。
穂が小さいものは真っ直ぐ伸びる
少し長くなると、枝垂れるようになる
シナダレスズメガヤ?
撮影:5月22日
記 平成27年5月31日(日)