公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ウォーキング この樹はヤマグワか

926日(金)
 
 メヒシバなどに混じってオオニシキソウがひょっこりと顔を出した。オオニシキソウは近くの公園でも見ることが出来る。しかし、同じものでもここのものは葉が綺麗な緑色をしている。近くの公園のものは色がくすんでいる。これも環境のせいだろうか。
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 トダシバが見えてきた。しかし、これがトダシバとはまだ確信持てない。今年も色々なところでこれと同じような花を見てきた。姿かたちは大まかにイチゴツナギに似ている。しかし、詳細は明らかに違っている。トダシバとシナダレスズメガヤの区別が難しい。シナダレスズメガヤは名から考えると、枝垂れる。以前、シナダレスズメガヤと分かるものを見てきているが、この花を見ると、迷いが出てくる。トダシバと見てきたものは日陰によく見た。ここは日がよく当たる。それから考えると、トダシバでなく、シナダレスズメガヤの可能性もある。しかし穂はそれほど垂れていない。
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トダシバ?、シナダレスズメガヤ?
 
 大柄な株になったものが小山のように点在している。上の方には穂が突き出て、粒のようなものがついている。一瞬何だろうかと思った。しかし、直ぐに「いやぁ、あれはオオブタクサだ」と思った。望遠で見ると間違いなかった。河川敷に広がるオオブタクサの景色も久しぶりに見る。この草の花粉は喘息の脅威となっていると聞いている。中々退治が出来ないという。
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大柄な株の小山

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オオブタクサ
 
 秋晴れの中を流れる河を見つめながら歩いてきた。爽やかで気持ちよかったが、残暑で汗が滲んできた。歩く先に1本の大きな樹が見えてきた。ここだとばかり一行は足を速め、その樹の下へ入って、太陽の光を避けた。この大きな樹は何の樹だろか。葉は大きい。基が広く、先へ行くにつれ細くなっている。縁には鋸歯がある。鋸歯は丸く、葉脈が伸びてきて、中央で短い出っ張りとなっている。クワの樹と思われる。こんな大きなクワの樹があるのだろうか。ヤマグワなら考えられる。
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ヤマグワ?
 

撮影:923
 

  記 平成27923日(水)