公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

チガヤを見る

528日(木)
 
 公園にはハナモモの樹が3本ある。そろそろ果実が出来ているのではないかと見ると、数は少ないが出来ていた。上の方がうっすらと赤みを帯びている。公園のものなので、誰もとる人はいない。ハナモモの果実は食べられるそうだが、甘みは少ないという。果実酒をつくることはできるという。
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ハナモモの果実
 
 ここには毎年イヌムギが出てくる。伸びる度に刈られるが、根が生きているせいかこの光景をつくってくれる。先日、スズメノチャヒキを見た。スズメノチャヒキとイヌムギはよく似ている。穂の柄の長さ、禾の長さを見れば、区別がつくが、一瞬戸惑った。この公園内にも、以前1度スズメノチャヒキを見たが、イヌムギほど繁殖力が強くないのか、その後見ていない。
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イヌムギ
 
 黄色い粒のような花、この花が今頃になると、公園内のいたるところに出てくる。ウマゴヤシと見ていたが、似たものにコメツブウマゴヤシ、コメツブツメクサがあるというので、疑問を感じ出した。いずれもマメ科である。詳細を調べているところだが、コメツブツメクサの可能性が出てきている。
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コメツブツメクサ?
 
 チガヤが咲いていた。背丈が低かったので、違いうかと思ったが、綿毛のような花はチガヤ以外には見当たらない。ここの数本だけかと思ったが、少し離れたところにもあった。公園内にあっても不思議ではないが、今まで見た記憶がない。
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チガヤ
 
 垣根として植えられているハクチョウゲが花数を増やしている。真夏の酷暑、真冬の酷寒を除けばほぼ1年中花を咲かせる。11つは小さな花だが、たくさん咲いた姿は通る人を楽しませ、心を癒してくれる。
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ハクチョウゲ
 
撮影:522
 


  記 平成27527日(水)