真夏の公園活動
7月13日(土)
今日は、久しぶりに公園活動が行われた。真夏の太陽が照りつけ、汗がにじんでくる。草は人手が遠ざかっているせいか、背丈を高くし、勢力を増している。エノコログサなどの勢いを見て、多くの人は「凄い勢いだ」と驚いていた。これからこの草との戦いになる。
背丈を高くし、勢力を増している草
大きく伸びた株を引き抜こうとすると、力が足りない。草はビクともしない。仕方なく株を小さめに分け抜いていく。それでも抜けないものもある。そのときは、道具を使い引き抜いていく。
モントブレチアとエノコログサが混生している。根元までも入り組んでいる。「まあ、よくも2つが寄せ合っているなぁ」と思うくらい入り組んでいる。2つの葉はよく似ている。注意すれば違いが分かるが、作業をしていると、間違ってモントブレチアを抜いてしまう。
ハナトラノオとヒメムカシヨモギも混生しており、またよく似ている。葉はどちらも細長いへら形になっている。ハナトラノオには葉の縁に細かい鋸歯があり、のこぎりのように見える。ヒメムカシヨオギの鋸歯はあらく、のこぎりを想像させない。しかし、作業しているときには一つ一つを見分けながらできない。どうしても何本かは間違って抜いてしまう。
公園の周りも枯葉やいろいろなごみで散らかっている。特に、ムクゲのところはひどい。花は次から次へと落ちてくる。咲いては落ち、咲いては落ちを繰り返している。
かがんでの作業は長くは継続できない。休み休みの作業にならざるを得ない。「土の色が見えてきた」と誰かが声を発した。みんなその声で、達成感を感じた。公園がきれいになってきたことが分かる。
草取り前 草取り後
草取り前 草取り後
真夏の中、約1時間の作業を終えた。みんなの顔には汗がにじんでいる。しかし、疲れた表情がない。やり遂げた満足感、達成感がそうさせているのだろう。冷たいジュースを用意し、懇親を深めた。間近に迫ったお祭りが話題になる。嘆きは、年寄りが多く、人手が足りないこと。
記 平成25年7月13日(土)