第2回 童謡・唱歌をみんなで唄う会
9月21日
曲目
機器の調整
みかんの花咲く丘、むしの声、里の秋・・・等懐かしいメロディーが流れ始めると、心の中から自然と声が出てくる雰囲気が湧いてきた。
[みかんの花咲く丘]
作詞 加藤 省吾
作曲 海沼 実
みかんの花が 咲いている
思い出の道 丘の道
はるかに見える 青い海
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この歌詞は、簡単で分かりやすい七五調で、みかん畑の風情が正確に表現されている。メロディーもこの歌詞の情景を的確に表現している。この様な曲が自然と大衆に受け入れられるのであろう。
カラオケ形式で、液晶画面に歌詞が現れ、伴奏が流れてくる。歌詞を追いながら歌い始めると、昔のことが思い浮かんでくる。あの時の友達はどうしているだろうか、昔住んでいた家…、それに混じり、今亡き父母との思い出が誘われて出てくる。
[里の秋]
斎藤信夫作詞・海沼実作曲
静かな静かな 里の秋
お背戸に木の実の 落ちる夜は
ああ 母さんとただ二人
栗の実 煮てます いろりばた
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この曲は、今の時期にぴったりしている。今ではクリの樹は遠いところへ行ってしまったが、子供のころは身近にあった。子供達が集まり、クリ拾いへ行った光景が浮かんでくる。母に煮てもらって食べた時の美味しさは今でも記憶に残っている。
歌唱風景
歌唱風景
童謡・唱歌の後、懐かしのメロディーを楽しんだ。ここに幸あり、長崎の鐘、青い山脈・・・等は、青春時代を思い出させた。特に最後に唄った青い山脈では、液晶画面に若き頃の吉永小百合の映像が出て、会場の皆さんを感動させた。
懐かしのメロディーを唄う
懐かしのメロディーを唄う
この会は認知症・物忘れ等の防止対策として社会福祉協議会と連合町内会が開催した会です。声を出し、人と交わり、達成感や感動を体験することは日々の生活を充実させ、次の目標をつくります。今日はケアプラザの人も参加され、皆さんと一緒に童謡・唱歌を楽しみました。次回は、さらに多くの人が参加されることを期待したい。
撮影:9月20日
記 平成29年9月20日(水)