平成29年度高齢者福祉交流会

10月30日（月）

　10月29日（日）、午後12：00から地区の高齢者福祉交流会が行われた。各町会から134名の参加があり、来賓に区長さん、社会福祉高議会関係の人を迎え、楽しいひと時を過ごした。例年11月に開催していたが、寒さのことを考えて、少し早めての開催であった。

　開会式の後、第1部ではオカリナの演奏が行われた。演奏をしてくれたのは鶴見オカリナアンサンブル心音とオカリーナカモメの皆さんだった。このグループは昨年も演奏をしてくれた。オカリナの音色を聴くチャンスは滅多にない。1年振りに聴く音色には親しみが湧いていた。静かな会場の中で響く音色は次第に皆さんの心を掴み、オカリナの世界へ引き込んで行った。演奏曲目の中には、高齢者に過ぎ去った幼き時を思い起こさせる曲目も組み入れられていた。「秋の夕日に　照山もみじ・・・・」オカリナの演奏に合わせて、皆さんで合唱をした。前を見ると、区長さんがマイクを持ち、リードしていた。区長さんをはじめ役所か方々の前向きな姿勢には感動させられた。「まっかな秋」、「川の流れのように」と曲目が進んだ。オカリナ演奏のメンバーも会場の皆さんの傍へ来て、リードしてくれた。オカリナの音の響きがからだの芯まで伝わってきたようだ。

オカリナ演奏

聴き入る会場の皆さん

オカリナ

オカリナ演奏

　次に、ウクレレの演奏が行われた。演奏をしてくれたのは神奈川ウカレレ、オヤジーズの皆さんだった。結成してまだ10か月だという。ウクレレと言えば、ハワイアンで、独特なリズに乗った曲である。ギター、ハーモニカ、ウクレレのアンサンブルで、先程のオカリナとは別の響きがあり、身体がリズムに乗ってきた。ボーカルの人はウクレレを巧みに操作しながら、声量豊かな歌唱ぶりだった。この演奏でも、懐かしいみかんの花咲く丘やもみじが演奏された。懐かしい曲が演奏されると、高齢者だけに、多くの人が郷愁を感じていた。ここに集まった人の中には、横浜育ちでない人も多くいる。恐らく幼い時のことを思い出していただろう。結成して間もないというが、どうして、どうして、10か月でここまで上達して来たとは、私たちには十分すぎる演奏だった。

ウクレレのアンサンブル

ウクレレのアンサンブル

ウクレレのアンサンブル

　素晴らしい演奏の後、第2部は懇親会に入った。1つのテーブルに複数の町会の人が入っている。まず近くの人同士から懇親会が始まった。町会活動のこと、家庭のこと、仲間内のことと色々な話題が彼方此方から聞かれた。暫くすると、離れたテーブルの人同士が席を換え、親睦を深める姿も見られるようになった。

懇親会

懇親会

　話が盛り上がってきたところだが、最後に抽選会が行われた。5等から始まり、4等、3と進み、最後は会長賞であった。今年の抽選会の賞品は、例年にない賞品が当たる様になっていたようだ。中には袋の中に、3つぐらいの賞品が入っている等もあった。今年は、役員さんの方で、参加者全員に何かが渡る様に準備されていたので、なかなか好評であった。