公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

保健推進委員会主催 ウォーキング 3

1117日(木)
 
 白色の花がフユザクラと分かり、皆の足が進み始めた。道は整備され、歩きやすくなってきた。上空を見ると、どんよりしている。周りが先程より暗くなったようだ。雨が心配になる。道沿いに紅葉の景色は続いている。ケヤキ、サクラの紅葉が目立つ。
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 道沿いに続く紅葉の景色

 せせらぎ沿いに黄葉した樹木が見えた。先程の黄葉の樹はエノキだった。この樹もエノキの樹がするが、葉が幾分大きい。葉がよく見えないので確信がない。小学生が帰ってくる。もう学校が終わったのだろうか。時刻を見ると、3時近くなっていた。
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 この樹はエノキ?

 小さな沼があった。先に行った人が、何かを見つけたらしく、餌をやり始めた。水が濁っているので、コイでもいるのだろうかと思って、後を追って行った。見ると、カモであった。カルガモである。2羽のカルガモが、のんびりと泳いでいた。
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 先程と同じように黄葉をした樹が現れた。この葉は、葉脈の本数が多く、平行近くに走っているので、エノキの葉とは違っている。サクラの葉に似ているが、幹を見ると違っているようだ。もっと鮮明な写真を撮影しておくべきであった。
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 「雨がぱらついているよ」との声がしてきた。せせらぎの水面を見ると、確かに雨が水面を打っている。薄暗い畦にミゾソバが見えた。葉を確認すると、間違いない。この天気なので、花は期待出来ない。それでも1枚撮影してみた。先端が赤く染まった蕾が塊状に集まっているのが分かる。
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 黄褐色に染まった葉が見えた。葉は細長い。何の樹だろうかと見上げると、クヌギであった。緑色の葉の時だと、鋭い鋸歯が目に付くので、クヌギと分かるが、この様に黄褐色になっていると、鋸歯がよく見えない。最初、コナラかと思って近づいたが、葉が細長いので、コナラではなく、クヌギとなった。
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 雨が次第に多くなってきたので、皆さん傘をさしながらのウォーキングになった。公園を出ると、マンションや住宅が現れてきた。ここで、現実の世界に戻った意識が出てきた。今までは、夢の世界を歩いてきたのだろうか。前方にモミジバフウの紅葉が見える。これが今日の最後の紅葉見学になるようだ。
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 最後は雨にたたられたが、紅葉という素晴らしい景色を満喫できた。つい先日、高齢者社会福祉交流会で耳にした「秋の夕日に、照山モミジ・・・」の歌詞とメロディーが流れているような気がしてきた。楽しいウォーキングだった。


撮影:1114

  記  平成281114日(月)