オオジシバリを見る
5月30日(土)
草の中から花序がにょきにょきと伸びているものがある。オオバコであることが分かる。オオバコの中でも、このように花序が長く伸びるのはヘラオオバコになる。葉や花茎には毛が密生している。花は下の方から咲いてくるというが、確認できなかった。
ヘラオオバコ
畔を歩いていると、オオイヌノフグリが転々と咲いていた。春の時のような勢いは無くないが、均整の取れた花を見ると、懐かしさが思い起こされる。アップ写真を撮ると、何時でも絵になる。
水田の土手に張り付くようにしている黄色い花があった。タビラコの仲間と分かる。タビラコにはタビラコ(コオニタビラコ)、ヤブタビラコ、オニタビラコがあるという。今見ているのはその中のどれなのだろうか。生育地は水田で、葉を見ると、毛があり、角張っている。この様子から考えると、ヤブタビラコになりそうだ。水田に咲いているのに「ヤブ」とは違和感があるが、そのようになりそうだ。
参考:
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タンポポに似た花が目に入ってきた。花茎がするするっと伸びている姿を見て、ブタナを思い出した。また、花茎が分枝している。しかし、どことなく違う気がしたので、葉を見た。葉は倒披針形~へら状楕円形でブタナの葉とは違っている。調べると、オオジシバリと分かった。
撮影:5月25日
記 平成27年5月29日(金)