公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

タカサブロウ・キツネノマゴが咲く

827日(月)
 
 イネ科の植物を見ようと神奈川公園へ出かけた。日向にはシマスズメノヒエ、イヌビエ、メヒシバ、オヒシバなど、たくさんの雑草が生えており、草原をなしている。緑の草がふさふさしていて美しい広場をつくっている。
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緑の広場
 
 イネ科の植物を調べる前に、何か新しいものはないか、公園を一回りしてみた。すると、緑の広場の中に白色の花があった。ヒメジョオンはわずかだが見ることが出来るが、この花はヒメジョオンとは違っている。昔、水辺近くでよく見かけた花だ。「こんなとろにもあるのか」と思った。「タカサブロウ」の名前が出てきた。最近、遠くの方の植物を見る機会がないので、久しぶりの気がする。すぐ近くにもう1本あった。探せば、何本かありそうだ。中央に管状花、まわりに白色の舌状花がある。葉は対生で、葉茎ともたくさんの毛で覆われている。
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             タカサブロウ                    タカサブロウの花
 
 日陰に入ったところに、唇形の青紫色の花があった。この花に出会うのも久しぶりだ。夏の山裾でよく見かけたものだ。「キツネノマゴ」の名前がすぐに思いついた。小さい花で1つしか咲いていなかったが。これが穂状にいくつか咲いてくるとさらに可愛さが出てくる。露にぬれたりした後だと、本当に可愛い。
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           キツネノマゴ                     キツネノマゴの花
 
 イネ科を調べる予定が、タカサブロウとキツネノマゴに久しぶりに出会ったので、この二つのことで終わってしまった。イネ科は後日に調べることにした。
 
平成24827日(月)