公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

アオギリの果実が落下する

816日(木)
 
 夕方の神奈川公園はカがたくさんいる。銀行へ行くついでに寄ったので、短パンの、ままだった。食われることといったらひどいものだった。片足に5匹ぐらいが黒い塊となってついている。払っても払いきれない。そんな思いをして、早足で樹木や草花を見回した。
 いつものようにタラヨウを見た。相変わらず果実は緑色の粒のままである。幾分大きくなったような気がするが、ほとんど変わっていないようだ。枝先にびっしりついていることが分かった。
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あまり変化のないタラヨウの果実
 
 先日見たサンゴジュの赤い果実を再び見た。1本の方はほとんど果実が落下したり、食べられたりして無くなっていたが、公園の中央の方にあるものはたくさん果実をつけており、赤く実っていた。夕方だが、緑色の背景に赤い果実が映えていた。
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赤くなってきたサンゴジュの果実
 
 コムラサキの丸い果実を見た。緑色の粒がいくつか集まっている塊は、フラッシュのせいか一見緑色の真珠のように輝いて見える。「これが紫色に変わっていくのか」と思いを走らせた。
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緑色の真珠のようなコムラサキの果実
 
 集会場近くのアオギリを見て枝先に何か大きなものがぶら下がって入ることに気がついた。果実には間違いない。うすい袋状のものがたくさんついている。袋状のものには、中に小さなボールが入っているようにふくらみがある。中に果実があることが分かる。中のものを知ろうとしたが、袋は高いところにあるので、とても手が届かない。諦めていると、足元に袋からこぼれた果実が数個あった。これが果実なのかと思い写真に収めた。あらためて別の方向から樹の上を見ると、袋が破れ、果実が枝についているのを見つけた。
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枝先についたアオギリの果実の入った袋
 
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袋からこぼれた果実
 
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袋が開き果実が見える
 
 
  記  平成24816日(木)