公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ヤブランが咲く

8月15日(水)
 
 ハナミズキの株元にヤブランがある。雑草と混ざっているので葉の一部が刈り取られている。でも、花が咲き始めていた。公園にはヤブランはたくさんあるが、花をつけたのはこれが最初である。紫色の6枚の花びらが確認できる
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 手入れが行き届き、多くの雑草が刈り取られている。しかし、刈り残されたものは一生懸命生き、花を咲かせている。シマスズメノヒエ、タチスズメノヒエの生命力には驚かされる。少しでも刈り残されていると、そこから芽吹いてきている。この二つの違いを調べていると、いろいろなことが分かってくる。図鑑の解説などと比較すると面白さも出てくる。
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タチスズメノヒエ
 
 アジサイを覆い攻めるヤブガラシヘクソカズラの姿があった。この勢いで覆われていったら、アジサイもたまったものではない。ヤブガラシヘクソカズラは近いうちに公園の管理者によって排除される運命にあることは歴然としている。それにしてもつる性の植物の猛威はすごい。この大規模な光景は藪へ行くと見ることが出来る。本当に圧倒される。
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 シロザが1本あった。以前はけっこう見ることが出来たものだが、このところあまり見かけなくなってきた。久しぶりの再会のような気がした。同じようにJRのフェンスにオオブタクサが絡まっていた。これはこの辺ではあまり見かけていないので、珍しさがあった。昔、鶴見川の河川敷に何年もこの草が大繁茂している姿を見続けたことがある。この辺にも占領してくる恐れがあるのだろうか。この花の花粉は喘息を引き起こす一因となっているといわれているので、広がることは心配だ。
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シロザ
 
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オオブタクサ
 
 
  記  平成24813日(月)