サンゴジュの赤い果実を見る
7月28日(土)
雑草も同じ生き物としてみていると、なかなか面白いものである。毎日私たちが姿を変えるのと同じように彼等も姿を変えている。好意的に見ていると、微笑んで見える。疲れているからだで見ると、やはり勢いがない。どうも自分に同調しているように見える。意識過剰かな。
生い茂る雑草
きれいに刈られた中から残されたもの、新たに芽生えたもの、それらが地面を覆いつくしている。新たな出会いに感動する。「よく生きていたなあ」と声をかけたくなる。気持ちのせいか、写真を撮ろうとすると静かになってくれる。びっしとしたものは撮れないが、そこそこのものが撮れる。こころが通じ合えている錯覚に陥る。
ギシギシ、チチコゴサモドキ、イヌビエ、オヒシバ、カコモジグサ等が勢いを取り戻してきた。ギシギシなどは
春の花である。この時期に咲くこともあるが、それほど多くはない。「単なる雑草」といえばそれまでだが、健気に行き、生命をリレーする生き様には感動する。
ギシギシ
チチコゴサモドキ
イヌビエ
オヒシバ
カモジグサ
アオギリの果実はどんなものだろうか。学習し始めて日が浅いので、まだ見たことがない。参考書などで見るとマメ科に似ている。でも違うようだ。写真で見える房の中に入っているようだ。こぼれ落ちたとき再確認したいと思っている。
アオギリの果実
サンゴジュの果実が赤みを帯びてくるらしい。今その時期に来ている。是非見ておこうとサンゴジュの樹を目指した。1本の木は実が落ち始めていた。でも、赤く染まったところを捉えることが出来た。「なるほど」と思った。葉の緑に赤い果実うまく出来ていると思った。
サンゴジュの赤い果実
記 平成24年7月25日(水)