カヤツリグサを探す
7月26日(木)
日中の暑さを凌ぎ、涼しくなってから公園へ出かけた。日中でないので遊んでいる子供は少ない。大人の何人かがベンチで休んでいる。
カヤツリグサの艶のある細い葉を見ては、花はまだかと探した。花が咲きそうになると、刈られてしまうので、今年はよく見ていなかった。出てきてもおかしくないと思えるのでよく見た。花火のような花が咲いていた。見ても別に感動するということはないが、咲くものが時期に咲かないと不自然な気がする。「ようやく夏になった」そんな気がした。
カヤツリグサ
花 花
時期の花であるオシロイバナも咲いている。今日見たのは霜降りの花だった。昨年はここには白色と赤色が咲いたと思った。霜降りの花は記憶に残っていない。純色に見慣れていると、霜降りは別の趣があり、きれいに見える。
シマスズメノヒエとタチスズメノヒエが隣り合わせに咲いていた。よく比較が出来そうである。今までは別のところに咲いたものを記憶や写真で比較していた。いいチャンスに恵まれたと思った。何回か同じことを書いたと思うが、再度書いてみることにした。
シマスズメノヒエの小枝の数は明らかに少ないことが分かる。小枝についている穂はシマスズメノヒエの方が明らかに一回り大きい(太い)。小穂を見ると、タチスズメノヒエにはオレンジ色のものが見える。これはやくでいいのだろうか。紫色に見えるのは雌しべの柱頭、オレンジに見えるのは花粉、白く見えるのは花粉を包んでいたやくと思われる。
左 シマスズメノヒエ 右 タチスズメノヒエ
シマスズメノヒエ
タチスズメノヒエ
シマスズメノヒエ
記 平成24年7月24日(火)