オヒシバとメヒシバについて調べる
7月14日(土)
オヒシバとメヒシバについて調べることにした。昨年も調べたが、さらに深めてみようと思った。どちらも踏まれることに強く、地面に伏しているように広がっている。穂が出れば、オヒシバは太く、メヒシバは細いので区別がつく。知りたいのは穂が出る前の状態でどちらであるか区別することである。
オヒシバは花壇の外、つまり人が歩くところに生えている。メヒシバは人が歩くところには少ない。このことから考えると、オヒシバの方が踏まれ強いといえる。
横への広がりを見ると、オヒシバは株と株がつながっていない。メヒシバは途中の節から根を出し、そこから新しい個体が芽生えている。メヒシバはどんどん横へ広がっていく性質があるが、オヒシバにはこの性質はない。
葉鞘をみると、メヒシバはたくさんの毛がある。オヒシバは無毛である。
葉を見ると、オヒシバは硬めで、細長い。メヒシバは軟らかく、薄めで、幅が広い。
いろいろ調べると、新しいことが分かってくる。さらに細かい点を調べてみると意外なことが分かってくるかもしれない。近くにカモジグサ、イヌムギが咲いている。これらとの比較も面白そうだ。
オヒシバ
オヒシバ メヒシバ
保育園側のサルスベリに色がつき始めた。花数は少ないが薄いピンク色をしている。透き通るようなピンク色に見え、なかなか魅力的である。この写真を撮ろうとすると、どういうわけか露出不足になり、全体が暗くなってしまう。カメラを上へ向けて撮影しようとするのが原因なのかよく分からない。
JRの土手にワルナスビが咲いている。これとよく似た花にイヌホオズキがある。この違いについて今までよく調べていなかった。棘があればワルナスビ、なければイヌホオズキとしていた。よく調べると花の大きさに違いがある。写真は直径が3cm以上ある。しかも棘があるからワルナスビになる。
ワルナスビ ワルナスビの棘
記 平成24年7月15日(土)